私の仕事は、誰かの記憶の中で生き続ける。
私の仕事は、
誰かの記憶の中で生き続ける。
- 不動産本部 不動産運営部 不動産営業室
- 鈴木 琴美Kotomi Suzuki
- 2019年入社 文学部・人文ジャーナリズム学科卒
どんな学生生活だったか
|
生活を成り立たせながら、自分の“好き”を精一杯楽しむことだけを考えて過ごした学生生活でした。「映画に関わる仕事がしたい」という一心で上京してきた私は、映画館でのアルバイトでお金を稼ぎながら、たくさんの映画を観て、セミナーに通い広告や言葉の勉強をし、映画祭に関わり、友達ともたくさん遊び…と、その時なりの精一杯で、自分の“好き”を謳歌した日々でした。 |
---|---|
松竹を選んだのはなぜか
|
「映画に関わる仕事がしたい」という一心だった私は、映画制作から配給までを手掛ける会社を志望しており、その中で松竹と御縁がありました。「自分には無理…」と後ろ向きになることもありましたが、「これで落ちたら御縁がなかった」と納得できるように、嘘偽りのない素直な想いを伝えることを心掛けました。実際に面接でお会いした社員さんがどなたもとても話しやすく、「就活生と社員」ではなく「人と人」として接してくださいました。そのおかげもあって、私の率直な想いが伝わり、こうして入社することができたのかなと思います。 |
これまでのキャリア
|
|
現在の業務内容
|
主に、エリアマネジメントプロジェクト(PT)に携わっています。エリアマネジメントPTとは、「東銀座の街を賑やかにし、エリアの価値を高めること」を目的にしたプロジェクトのことで、エンターテインメントを活用したイベントの企画・運営から、SNSを活用した飲食店などのPR活動まで、担当業務は多岐にわたります。また、『銀座松竹スクエア』をはじめとした松竹の保有物件に入っているテナントさんとのやり取りや、リーシングの窓口業務、営業をスムーズに行うためのパンフレットの制作なども行っています。このように、業務は多岐にわたりますが、そのすべてに共通しているのは、「街づくりを通じて、文化をつくる」ということ。これからも、私の仕事をきっかけに、東銀座の街を盛り上げていきたいです。 |
大切にしているこだわり
|
常にご機嫌でいることです。 これは人生の目標にもしているのですが、どんな時も自分の機嫌は自分で取れる大人でありたいと思っています。 社内外問わず、周囲の人に気軽に話しかけてもらえる存在になることで、職場の雰囲気も良くなると思いますし、そうした雰囲気の中でこそ良い仕事が生まれると思っています。 |
入社後、
印象に残っている仕事 |
2020年11月に、エリアマネジメントPTとして行った『落語イベント』が印象に残っています。『銀座松竹スクエア』にプロの落語家さんを招いて実施するイベントでしたが、私自身2回目のイベントにも関わらず、初めてのメイン担当を任せて頂きました。本番3週間前に開催日が決まり、そこから一気に準備を進める怒涛の日々でしたが、多くの方が助けてくださり、無事本番を迎えることができました。本番では、メイン担当として自分が手掛けた仕事がお客様に笑顔を与えている光景を目の当たりにでき、とても感激しました。 |
松竹ってどんな会社か
|
誰かの心に届くものを生み出すために多くの武器を持ち、それらの組み合わせを日々考え、戦う会社
|
松竹のDNAを一言で
|
人の心を考える 私たちの仕事は、お客様ありきです。お客様が喜ぶことは何なのか、私たちは何を届けたいのか、一緒に働く仲間は何を考えているのかなど、常に考えるべきことは、そこにある「人の心」だと思います。 |
松竹人ってどんなカラーか
|
何かをすごく好きな、オタク気質な人が多いです。 そのため、「この人の話を聞いてみたい!」と思うことがよくあります。そして何よりも、気の良い人がとても多いです。 |
---|---|
松竹で学んだこと・
受け継いだこと |
表には見えない仕事の大変さです。 不動産本部での仕事の中で、新しいお店がオープンするまでのプロセスを、何度か見させて頂きました。ただのコンクリートの塊がたくさんの人の手によって形を変え、ピカピカのお店になり、やがてお客様に足を運んで頂く。想像もできないような苦労の連続ですが、その一つひとつの仕事が誰かの思い出づくりに繋がっていることは、すべての裏方業務に通ずることだと思います。 100%の状態でお客様の元に届くように、表には見えにくい一つひとつの仕事こそ、丁寧に行いたいです。 |
松竹で成し遂げたいこと
|
いつか、誰かの生きるきっかけになる映画をつくりたいです。 映画は多くのことを教えてくれます。映画の中に出てきた仕事に興味を持ってもいいし、場所に興味を持ってもいい。“たった2時間”かもしれないけれど、その2時間のおかげで今日を生きることができた人もいるかもしれません。そんな底知れぬ可能性を秘めた映画づくりを通じて、誰かの人生に前向きなきっかけを与えていきたいです。 |
いつか
こんな文化を生み出したい |
映画をつくることが、もっと身近なことになればいいなと思います。 今は誰もが簡単に動画制作・投稿ができる時代ですが、専門的に学ぼうと思ったら結構大変です。例えば、プロの撮影現場を見学できるワークショップのような機会が増えたり、一般の学校の授業の中で動画制作を学べる機会が増えたりなどすると、映画人口も増えていくのではないかと思います。 |
自分の仕事が
文化になるという感覚 |
誰かの記憶の中で生き続ける仕事ができるということ。 東銀座の街は歴史が古く、私よりも長くこの街を見てきた方がたくさんいます。私の母親が若い頃に、完成したばかりの『有楽町マリオン』で映画を観たときのことについて、「映画館の赤い絨毯がとても素敵で、観た映画のタイトルを今でも覚えている」と言っていました。母親の記憶の中には、この街で経験したとびきり素敵な一日がずっと残っていて、その記憶はずっと生きている。そんな誰かの記憶の中でずっと生き続ける仕事に関わることができているのは、とても貴重な経験だと思います。 |
オフの過ごし方
|
映画館に行き、本屋で気が済むまで本を買い、温泉に行き…という一日が好きです。 特に、ここ一年ほどで温泉にドはまりしてしまいました。週に3~4回は行き、その土地土地のおば様方と一夜の裸のお付き合いをしています(笑)。天井がない露天風呂で星を見ている時間が一番癒されます。 |
学生のみなさんへの
メッセージ |
人生を一冊の本に例えると、オンリーワンのお話をすべての人が持っています。 そこには、底を見るような大どんでん返しも、天に上るような大どんでん返しもあるかもしれませんが、自分の人生を、できるだけおもしろく、魅力あるお話にしたいという方にオススメの会社です。また、松竹の面接では、学生の話に真摯に耳を傾けてくれますので、自分の心の中にある素直な想いを、嘘偽りなく伝えることが大切だと思います。 |
-
ひとり占めしたくない
魅力が、映画にはある。廣瀬 輝Akira Hirose
-
すべての物事を疑い、
映画の可能性に挑みつづける。永江 智大Tomohiro Nagae
-
お客様の喜ぶ紙面のためなら、
妥協はしない。大原 沙彩花Sayaka Ohara
-
いつか伝統文化と呼ばれるような、
新しいエンタメを生み出したい。京井 勇樹Yuki Kyoi
-
ひとつひとつのこだわりが、
すべて文化に繋がっていく。安藤 央Akira Ando
-
歌舞伎をこの手で、
すべての国の文化に。衛藤 蘭Ran Eto
-
経営の立場から、
松竹を世界のSHOCHIKUに。森川 朋彦Tomohiko Morikawa
-
説明会で出会ったあの言葉を、
私が仕事でカタチにしていく。宮嶋 歩Ayumi Miyajima
-
私の仕事は、
誰かの記憶の中で生き続ける。鈴木 琴美Kotomi Suzuki