ひとり占めしたくない魅力が、映画にはある。

ひとり占めしたくない
魅力が、映画にはある。

  • 映像本部 映画宣伝部 宣伝企画室
  • 廣瀬 輝Akira Hirose
  • 2016年入社 国際政治経済学部卒
どんな学生生活だったか
体育会サッカー部に所属しており、午前中は部活の練習に励み、午後は大学の授業、夕方からはアルバイトと、忙しい日々を送っていました。また、プライベートの時間も大切にしたかったため、部活のチームメイトと一緒に海やスノーボードに行くなど、体育会の学生のわりには、プライベートの思い出もたくさんつくることができたと思っています。
松竹を選んだのはなぜか
就職活動を始めるにあたり、エンタメ業界を中心に、とにかく様々な企業の説明会に参加しました。その中で、ふらっと立ち寄った松竹の説明会がとてもおもしろく、興味を持ちました。人事の方のお話が大変ユニークでおもしろかったこともありますが、その後の選考でお会いした社員の方々が皆、とても魅力的で、「この人達と一緒に仕事したい」という気持ちが強まり、入社を決めました。ちなみに、松竹に興味を持つきっかけとなった最初の説明会で、企業説明をされていた当時の人事の方とは、今では休日にサッカーをする仲になっています(笑)
これまでのキャリア
  • 2016年~現在
    映画宣伝部 映画企画室

    パブリシストとして、映画の宣伝業務に従事。
    過去に担当した作品は、「記憶屋 あなたを忘れない」、「引っ越し大名!」、「パラレルワールド・ラブストーリー」、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」、「青夏 きみに恋した30日」、「8年越しの花嫁 奇跡の実話」、「破門 ふたりのヤクビョーガミ」、「家族はつらいよ2」、「事故物件 恐い間取り」、「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」、「99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE」などがある。

現在の業務内容
宣伝・パブリシティを担当した映画を、ヒットに導くことがミッションです。パブリシストとは、無料で映画を取り上げてもらえるように、マスコミに売り込む役割を担います。担当業務はとにかく幅広く、宣伝プロデューサーが決めた宣伝コンセプトを元に、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌などの各媒体の中からターゲットとなるメディア媒体の選定を行い、映画の魅力をプレゼンテーションしたり、キャストを起用した特集・企画の提案を行います。いかに効果的に映画を取り上げてもらい、映画の認知度を上げられるかにこだわっています。また、イベントや試写会の日程調整や企画、運営も担当します。その際も、「どうしたらマスコミに注目され、話題を集めることができるか」という観点から、当日の演出や運営に工夫を凝らしています。
大切にしているこだわり
「チームワーク」です。
宣伝部の仕事は、1つの作品に対してパブリシストが3~4名、宣伝プロデューサー、WEB、タイアップ、クリエイティブなど、各担当とチームを組んで仕事が進んでいきます。基本的にひとりで完結する仕事はなく、チームのメンバーと協力し合うことが不可欠になるため、常日頃からチームワークを意識しています。
入社後、
印象に残っている仕事

自分が宣伝に携わった作品の仕事は、どれも忘れられない仕事ばかりです。特に、興行的にも大ヒットを記録することができた「8年越しの花嫁 奇跡の実話」は印象的に残っています。当時の私は社会人2年目でしたが、比較的多くのTV番組で完成披露イベントの紹介や、出演キャストのゲストブッキングを実現でき、とても大きな自信になったことを覚えています。また、自分の担当作品ではありませんが、映画業界最大のイベントである「日本アカデミー賞」の運営に携われることも、印象的な仕事の1つですね。松竹に限らず、様々な配給会社をはじめとして、出演者や映画製作陣が集結するイベントの運営に、入社1年目から毎年携わることができたのは、私にとって大きな財産です。

松竹ってどんな会社か
心は熱く、頭は冷えている会社
心は熱く、
頭は冷えている会社
松竹のDNAを一言で
一蓮托生
松竹人ってどんなカラーか
冷静に燃え続けている人が多い
松竹で学んだこと・
受け継いだこと
相手の目線に立つことの大切さを学びました。
宣伝・パブリシティの仕事では、社内外の多くの方とやりとりをします。時には、主演の俳優さんと直接やりとりをすることもあります。その中で、自分の意図を相手にわかりやすく伝えるために、常に相手の目線に立って仕事をすることの重要性を日々感じています。
松竹で成し遂げたいこと
「男はつらいよ」に並ぶような、松竹を代表する映画コンテンツを、プロデューサーの立場からつくること。元々、コメディ色の強い映画が好きだったこともあり、自分もそんな観た人の心を明るくできるような映画コンテンツを、製作の立場からつくりたいです。
いつか
こんな文化を生み出したい
もっと多くの人が、若い頃から映画に触れられる文化をつくりたい。
映画館に行くと幸福度がアップするという調査結果があるように、映画には人の心を明るくする力があると思っています。そんな映画の魅力や可能性をもっと多くの人に感じてもらうためにも、映画を観る授業を増やすことで、学生時代から映画に触れられる機会を増やしていきたいですね。私自身、通っていた高校から定期的に映画を観る機会をもらっていました。そして、その時に出会った映画の中に、今でも心に残っている映画があり、それが今の仕事に少なからず繋がっています。今すぐの話ではありませんが、私もいつか、自分が携わった仕事から、もっと多くの人が若い頃から映画に触れられる文化をつくりたいです。
自分の仕事が
文化になるという感覚
自分が担当した作品が全国公開した後に、学生時代の同級生から「映画のエンドロールで、廣瀬の名前見つけたよ!」と言ってもらった時は、自分の名前が世の中に残る仕事ができていることを実感できますね。映画の良いところは、良いコンテンツは未来へも残っていくところなので、今後もそのような仕事に携われることは大変喜ばしいことだと思います。
オフの過ごし方
学生時代の友達や社会人になってからの友達とサッカーをするか、旅行するか、スノーボードに行くか、キャンプに行くかなど、とにかくアクティブに過ごす日が多いため、家にいないことが多いです。平日はフレックスタイムでの出勤なので、休みの日の方が朝早く起きていますね(笑)
学生のみなさんへの
メッセージ
就職活動は、あらゆる会社の中から1つの会社を選ばねばならないので、まずは自分の中の軸を明確に持つことが大切だと思います。私の場合は、「楽しいことができそうで、おもしろそうな会社」が自分の中の軸だったため、人々が楽しめるものを考えることができるエンタメ業界を中心に就職活動をしていました。その中でも、松竹でなら、自分自身も楽しみながら、人を楽しませる仕事ができると感じ、入社を決めました。自分の中の軸は人それぞれだと思うので、まずはその軸を明確にして、自分にとってベストな会社を見つけて欲しいと思います。そして、人々を楽しませたい、喜ばせたいという軸の方がいらっしゃれば、ぜひ、松竹も候補に入れてもらえればと思います。