【訃報】勝見史郎さんご逝去
- 2015年1月8日
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劇団新派の俳優、勝見 史郎<かつみ・しろう、本名 韮塚 猛=にらづか・たけし>さんが、12月20日、肺炎のため東京都内のご自宅でご逝去されました。享年70歳。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
尚、葬儀・告別式などは、近親者のみにて執り行いました。◇
昭和46(1971)年『智恵子抄』より森雅之とともに幹部待遇で新派に入団。師匠の没後、二代目水谷八重子門下となる。 当たり役に、『明治一代女』の幇間一八、『婦系図』坂田礼之進、『恋女房』の木又気三郎など。
外部出演も多く藤山直美公演や『ロミオとジュリエット』などの翻訳劇、『王の男』などの朗読劇から歌舞伎公演まで数多くの舞台で活躍。
長年培った舞台経験から時代の風情を表現できる演技力を持ち、劇団を支える芸達者な役者の一人として活躍していた。
最後の舞台は平成26(2014)年11月新橋演舞場「十一月新派特別公演」『京舞』祝い客宮崎。