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明治21年12月3日(1888年)、今(2007年)からさかのぼる事120年前、大阪新町の新町座に於いて角藤定憲が旗揚げした「大日本壮士改良演劇会」が、新派の祖と言われています。しかし、その時には『新派』という呼称はありませんでした。
では『新派』という呼び名は、いつ頃生まれたのでしょうか?明治34、5年ごろ、当時のジャーナリストが便法的に使った名称の伝播だと言われています。歌舞伎を『旧派』、新演劇を『新派』と呼んだのは、時代の変革期において新鮮な語感をもっていたのかもしれません。
大正8年10月本郷座公演の番付。演目は「続・金色夜叉/琵琶劇 石童丸」
大正10年3月市村座公演の番付。演目は「間宮一家/婦系図(おんなけいず)/花の夜語」
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