歌舞伎の殿堂
歌舞伎座で学ぶ
平成25年4月、第五期歌舞伎座が新開場し、「歌舞伎座」と「歌舞伎座タワー(オフィスタワー)」から成る複合施設「GINZA KABUKIZA」として生まれ変わりました。「こども歌舞伎スクール寺子屋」は、伝統の継承と新たな創造を続ける歌舞伎の殿堂「歌舞伎座」で、日本の礼儀作法や、歌舞伎という伝統芸能に触れ、「和」の心を学ぶ生徒の皆様をお待ちしています。
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お稽古としての歌舞伎入門
平成25年4月、第五期歌舞伎座が新開場し、「歌舞伎座」と「歌舞伎座タワー(オフィスタワー)」から成る複合施設「GINZA KABUKIZA」として生まれ変わりました。「こども歌舞伎スクール寺子屋」は、伝統の継承と新たな創造を続ける歌舞伎の殿堂「歌舞伎座」で、日本の礼儀作法や、歌舞伎という伝統芸能に触れ、「和」の心を学ぶ生徒の皆様をお待ちしています。
「こども歌舞伎スクール寺子屋」では、1年目「梅(基礎コース)」からスタートし、礼儀作法から始まり、歌舞伎子役演技や日本舞踊の基礎を学びます。
2年目は「竹(発展コース)」へ進級し、より本格的に日本舞踊や歌舞伎子役の実技を学びます。
3年目以降、小学校卒業までは「松(前進コース)」に所属し、興味や適性に合わせた自主選択の受講スタイルで学んでいます。
小学校卒業後、進級希望者は入試を経て中学部門に進むことが可能です。
中学部門では、男女で「歌舞伎コース」と「女子舞踊コース」に分かれ、寺子屋での学びを将来に繋げるという目標のもと、より本格的な歌舞伎演目や古典舞踊に挑み、研鑽を積んでいます。
各コースでは、1年のお稽古の成果を披露する発表会や公演の場を設けています。ここでは、各コースの発表会の演目と、その様子を動画でご紹介します。
令和三年度「修了発表会」で発表した『菅原伝授手習鑑 寺子屋』の様子です
「こども歌舞伎スクール寺子屋」入校後、歌舞伎子役演技や日本舞踊の基礎を中心に学ぶコースです。
梅(基礎コース)では、歌舞伎座の本興行でも使用している衣裳を着て、かつらやお化粧をし、演奏家さんの生の演奏で『菅原伝授手習鑑 寺子屋』を発表します。
令和三年度「修了発表会」で発表した『京鹿子娘道成寺』の所化のせりふと踊りの発表の様子です
梅(基礎コース)を修了した二年目の生徒が、より深く歌舞伎子役演技や日本舞踊の楽しさを学んでいくコースです。
竹(発展コース)では、『京鹿子娘道成寺』の所化(お坊さん)のせりふと、花傘を使った踊りを発表します。衣裳を着て、演奏家さんに生の演奏をしていただいています。
令和三年度「成果発表会」と寺子屋オリジナル舞踊劇『贋作桃太郎 百桃かたり』の公演の様子です
竹(発展コース)を修了した三年目以降の生徒が、更に歌舞伎子役演技や日本舞踊の楽しさを学んでいくコースです。
松(前進コース)では、「成果発表会」として出演希望者が日本舞踊の課題曲を発表しています。また、前進コース選抜生徒による「寺子屋オリジナル舞踊劇『贋作桃太郎 百桃かたり』」の公演を不定期で開催しています。
令和三年度「木挽町わかば座」で上演された『菅原伝授手習鑑 車引』の公演の様子です
「こども歌舞伎スクール寺子屋」を卒業し、更なる精進のために「寺子屋中学部門・歌舞伎コース」に進んだ男子生徒たちが、歌舞伎の楽しさや伝統文化の素晴らしさを発信するために、歌舞伎の古典演目に挑み、稽古の成果を披露しています。
令和三年度『本朝不思議之國 夢逢姫』の公演の様子と、令和元年度「木挽町わかば座」『藤娘』の様子です
「こども歌舞伎スクール寺子屋」を卒業し、更なる精進のために「寺子屋中学部門・女子舞踊コース」に進んだ女子生徒たちが、古典舞踊や寺子屋乙女かぶき『本朝不思議之國 夢逢姫』の実演を目指し、その成果を披露しています。