お知らせ

HOMEお知らせ > 「令和六年度 修了発表会並びに成果発表会」レポート

「令和六年度 修了発表会並びに成果発表会」レポート

 2025年2月23日(日)に歌舞伎座ギャラリーの木挽町ホールにて、「令和六年度 修了発表会並びに成果発表会」を実施しました。

 本発表会では、梅(基礎コース)の第十期生による『菅原伝授手習鑑 寺子屋』、竹(発展コース)の第九期生による『京鹿子娘道成寺』所化の演技と踊り、入校三年目以上の松(前進コース)生徒による舞踊『桜の賑い』を披露しました。

 事務局より、当日の様子をレポートさせていただきます。

 

 

▲ 梅(基礎コース)の第十期生による『菅原伝授手習鑑 寺子屋』

 

 梅(基礎コース)の第十期生は、三班に分かれ『菅原伝授手習鑑 寺子屋』幕開きの場面を発表しました。木挽町ホールの舞台に合わせた道具を組み、本公演と同様にそれぞれのお役の衣裳やかつらをつけ、顔をして実施します。

 

 本年度は、武部源蔵を中村かなめさん、源蔵女房戸浪を中村蝶紫さん、涎くりを中村扇十郎さんに助演としてご出演いただきました。竹本や黒御簾音楽も生演奏をしていただき、生徒たちにとってとても貴重な経験となりました。ご協力いただいた俳優の皆様、スタッフの皆様のお力添えにより、生徒たちは1年間学んできたお稽古の成果を存分に発揮することができました。

 

 

 


▲ 竹(発展コース)の第九期生による『京鹿子娘道成寺』

 

 竹(発展コース)に在籍する第九期生は、三班に分かれて『京鹿子娘道成寺』所化(お坊さん)の演技と花傘を使った踊りを披露しました。梅同様に衣裳を着て、長唄囃子連中の皆様にご協力いただき生演奏の舞台での発表となりました。
 生徒たちは、初めての花傘に苦労しながらも、一所懸命にお稽古を重ねてきた成果を披露しました。

 

 


▲ 「成果発表会」松(前進コース)在籍生による『桜の賑い』

 

 「成果発表会」では、梅・竹を修了し、さらなる研鑽を積む松(前進コース)在籍生のうち希望者が、そろいの寺子屋浴衣と扇子で『桜の賑い』を披露しました。
 桜の枝をつかった春を感じさせる踊りに、客席からも沢山の拍手をいただきました。

 

 本年度も、多くの方々に多大なるご尽力を賜り無事に発表会を実施できましたこと、この場を借りて心より御礼申し上げます。
 また、沢山の方々にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。

 

寺子屋お知らせメールサービス

HPの「お知らせ」を更新した際にメールでお知らせします。
terakoya@shochiku.co.jpまで
お名前と「メールでのお知らせ希望」と記載の上、ご送信ください。

記事検索

年月別アーカイブ