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鳴物ワークショップを実施しました
12月7日、14日に、鳴物ワークショップを行いました。
寺子屋では、統括講師である田中傳左衛門先生ご指導のもと、「一番太鼓をたたいてみよう」と「おはなしに音をつけよう」という二種類の鳴物ワークショップを実施しています。
今年度のワークショップには、田中傳左衛門先生をはじめ、田中佐英先生、田中傳九郎先生、田中佐吉郎先生、望月太州先生、望月太喜之助先生にお越しいただきました。
12月7日 (土) 一番太鼓をたたいてみよう
内容:楽太鼓についてのお稽古
対象:第九期生(発展コース)
はじめに、傳左衛門先生より太鼓についての説明と、お手本を見せていただいたあとに、生徒たちは班ごとに分かれてお稽古をしていただきました。
先生方に教えていただきながら、「どんどん どんとこい」と声を出して手をたたき、打ち方のリズムを学びます。
生徒たちは短い時間の中で一生懸命お稽古をし、その成果を保護者の方の前で発表をしました。
最後には、先生方に「着到(ちゃくとう)」という歌舞伎の開場時に演奏される音を披露していただきました。
12月14日(土) おはなしに音をつけよう
内容:「おはなしに音をつけよう」(企画:神奈川芸術劇場)というプログラムのもと、日本の昔話である「三枚のお札」に音をつけるお稽古
対象:第八期生(前進コース)
こちらのワークショップには、劇団新派の磨貴こずえさんにもお越しいただき、「三枚のお札」の朗読をしていただきました。
はじめに、傳左衛門先生より「おはなしに音をつける」ということの説明と、鳴物の楽器について紹介していただきます。
先生方にはお話の冒頭部分の朗読に、実際に音をつけていただき、 お手本を披露していただきました。
そして、生徒たちもそれぞれの班に分かれて、「三枚のお札」の物語に音をつけていきます。
「おはなし」の先には、どんな音があるのか考え、用意していただいた楽器に触れながら、みんなで一生懸命に物語を作り上げていました。
最後は、各班の担当したパートを繋げて、保護者の方の前で発表しました。
磨貴さんの臨場感あふれる朗読と、生徒たちの考えた音で、素敵な「三枚のお札」の物語となりました。
二つのワークショップから、目の前で楽器の迫力のある音を聞き、実際に体験してみたり、「おはなし」に「音をつける」ことを通して、日本の音楽について沢山学び、楽しみを知ることができたかと思います。
今回もワークショップの開催にあたりご協力いただきました、田中傳左衛門先生はじめお囃子方の皆様、磨貴こずえさん、神奈川芸術劇場さまにこの場を借りて深く御礼申し上げます。
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