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第四回『百桃かたり』を上演しました

 8月11日(日)、12日(月・休)、歌舞伎座ギャラリー木挽町ホールにて、こども歌舞伎スクール成果披露公演『贋作桃太郎 百桃かたり』が上演されました。

 

 

 『百桃かたり』は、こども歌舞伎スクール寺子屋の前進コースに在籍する生徒の中から、オーディション経て選抜された出演者たちが、歌舞伎の面白さを伝えている作品です。
 今回の第四回公演では、昨年の夏にオーディションを実施し、18名が本番に向けてお稽古を積んできました。

 

 

 舞台は桃の花が満開の桃の都。鬼退治に出かけた桃太郎の帰りを待ちわびる百桃姫をなぐさめようと、左大臣百納言、右大臣百麻呂は「桃太郎」の物語を舞い踊ります。

 

 すると、家来の犬、雉、猿を連れた桃太郎が帰ってきます。喜ぶ百桃姫でしたが、そこに百合姫と名乗る姫が現れます。百桃姫が、桃太郎からもらった守り袋に入った豆を百合姫に投げつけると、、

 

 

 実は桃太郎一行と百合姫は、鬼が化けた偽物で、桃太郎に退治された仕返しに、桃の都を乗っとろうとやってきたのでした。鬼たちに捕まり、絶体絶命の百桃姫。

 

 そこに、「しばらく!」という力強い声と共に、本物の桃太郎と家来の四郎平(犬)、雲井の浮路(雉)、猿原日吉丸(猿)が登場します。桃太郎一行は鬼達と、舞台全体を使った激しい立廻りの末、鬼達を退治し、二度と悪さをしないことを約束させます。

 

 

 平和をとり戻した桃の都では、めでたく結ばれた桃太郎と百桃姫を祝おうと、出桃一座が舞を披露します。最後には、木挽町ホールの舞台に設置された両花道を使用して、出演者全員が華やかに舞い踊りました。

 

 

 一年間の稽古の成果を披露した18名の生徒たちに、観客からは惜しみない拍手が送られました。
 今回の公演につきましても、講師の先生方をはじめ多くのスタッフの皆様にご協力をいただき、無事に本公演を終えることができました。心より御礼申し上げます。

 

 

 本公演のダイジェスト映像は、近日公開予定です。
 ぜひお楽しみに。

 

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三、偽四郎平実は納戸童子

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