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成果披露公演 第三回『贋作桃太郎 百桃かたり』を開催しました!
こんにちは!
寺子屋事務局です!
2021年8月14日(土)15日(日)の二日間、歌舞伎座ギャラリー木挽町ホールで、
こども歌舞伎スクール寺子屋成果披露公演「歌舞伎、たのしい!」を開催し、オリジナル舞踊劇『贋作桃太郎 百桃かたり』を上演しました。
待ちに待った第三回の『百桃かたり』は、新型コロナウイルスの影響で1年の延期を経ての公演となりましたが、生徒たちはこれまでのお稽古の成果を存分に発揮しました。
舞台は桃の花が満開の桃の都。鬼退治に出かけた桃太郎の帰りを待ちわびる百桃姫をなぐさめようと、左大臣百納言、右大臣百麻呂は「桃太郎」の物語を舞い踊ります。
すると、家来の犬、雉、猿を連れた桃太郎が帰ってきます。喜ぶ百桃姫でしたが、そこに百合姫と名乗る姫が現れ、「桃太郎さまは我が夫」と言い張ります。
驚き悲しむ百桃姫が、桃太郎からもらった守り袋に入った豆を百合姫らに投げつけると、突如百合姫ら一行が正体を現します。
実は、桃太郎一行と百合姫は、鬼たちが化けた偽物で、本物の桃太郎に退治された仕返しに、桃の都を乗っとろうとやってきたのでした。
百桃姫や大臣は鬼たちに捕えられ、絶体絶命!
そこへ、本物の桃太郎一行が戻り、鬼たちを押し止めます。
桃太郎と家来の四郎平(犬)、雲井の浮路(雉)、猿原日吉丸(猿)は、鬼たちと華麗な立廻りを繰り広げ、あっという間に鬼たちを退治しました。
負けを認めた鬼たちは、二度と悪さをしないと誓います。
平和を取り戻し、めでたく結ばれた桃太郎と百桃姫を祝おうと、出桃阿国と廓桃山三が舞を披露します。
※出桃阿国役は代役出演
最後は全員の総踊りで華やかに締めくくり、幕となりました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、客席数も制限したうえでの上演、お稽古も感染対策を徹底したうえで続けてきましたが、
生徒たちの熱い思いとチームワークが実を結び、長期間頑張ってきたお稽古の集大成を、披露できた舞台となりました。
ご協力くださったすべての方々に、感謝申し上げます。
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