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第六期 修了発表会・成果発表会レポート
▲「第六期 修了発表会」。梅(基礎)コースの第六期生による『菅原伝授手習鑑』「寺子屋」
2020年2月、歌舞伎座ギャラリーの木挽町ホールで、「第六期 修了発表会並びに成果発表会」が開かれました。今回は、事務局より遅ればせながら当日の様子をレポートさせて頂きます。
▲ 『菅原伝授手習鑑』「寺子屋」より、助演としてご参加くださった武部源蔵を演じる中村吉二郎丈と、戸浪を演じる尾上緑丈
開校から6年目となる、こども歌舞伎スクール「寺子屋」では、2019年4月に入校した梅(基礎)コースの第六期生23名、2年間学んだ竹(発展)コースの第五期生23名による「修了発表会」と、入校3年目以降の生徒が在籍する松(前進)コースの有志による「成果発表会」が行われました。
▲ 『菅原伝授手習鑑』「寺子屋」より、涎くりを演じる尾上まつ虫丈
梅(基礎)コースの生徒は、3班に分かれ『菅原伝授手習鑑』「寺子屋」の幕開きの場面を発表しました。木挽町ホールの舞台に合わせた大道具を組んでいただき、本公演どおりの衣裳、かつらをつけて化粧をし、寺子、菅秀才、小太郎に扮しました。竹本、黒御簾も生で演奏していただき、助演として、武部源蔵を中村吉二郎丈、戸浪を尾上緑丈、涎くりを尾上まつ虫丈がそれぞれ勤めてくださいました。豪華な舞台で、1年間の成果を存分に見せました。
▲ 「第六期 修了発表会」 竹(発展)コースの第五期生による『京鹿子娘道成寺』
続いて、竹(発展)コースに在籍する第五期生が『京鹿子娘道成寺』より、所化の幕開きの演技と花傘の舞踊を披露しました。長唄囃子連中の演奏に合わせた台詞と、花傘を用いての踊りを、息を合わせて勤めました。小さな生徒たちにとっては傘を扱うのも大変ですが、一所懸命に発表を行いました。
▲ 「成果発表会」松(前進)コース在籍生による『雀おどり』
「成果発表会」では、梅・竹コースを修了し、さらなる研鑽を積む松(前進)コース在籍生のうち希望者12名が、皆、そろいの寺子屋浴衣で舞踊『雀おどり』を発表しました。
緊張感のある会場で、お客様にお稽古の成果をご覧いただくこの発表会は、生徒たちにとってきっと自信につながったことと思います。
こども歌舞伎スクール寺子屋の発表会では、実際の歌舞伎興行に携わる多くの方々に多大なるご尽力をいただいております。この場を借りて改めて心より御礼申し上げます。
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