シッチェス映画祭とは??
毎年10月に、スペイン・カタロニア地方で開催されているシッチェス映画祭。
SF、ホラーやサスペンスなどのジャンル映画を特化して扱う「世界三大ファンタスティック映画祭」の1つであり、1967年から続く歴史ある催しである。
歴代の最優秀作品は『狼の血族』『死霊のしたたり』から、『リング』まで、最優秀賞授賞者もV・プライスからD・クローネンバーグ、
審査員に『食人族』のR・デオダートがいたりと、シッチェスの歴史がホラー映画の歴史を表している事は間違いない。
そんな魅力たっぷりのシッチェス映画祭がこのたび「“シッチェス映画祭”ファンタスティック・セレクション」と銘打って日本に上陸する。
本国譲りの多彩なラインナップで我々映画ファンを楽しませてくれることも間違いない。
・最優秀監督賞
デヴィッド・クローネンバーグ(「シーバーズ」)
ダリオ・アルジェント(『サスペリア2』)
寺山修司(『さらば方舟』)
ポール・バーホーベン(『ロボコップ』)
サム・ライミ(『ダークマン』)
クエンティン・タランティーノ(『レザボア・ドッグス』)
ジョニー・トー(『エレクション』)
・最優秀作品賞
『サランドラ』(監督:ウェス・クレイブン)
『死霊のはらわた』(監督サム・ライミ)
『狼の血族』(監督:N・ジョーダン)
『死霊のしたたり』(監督:スチュアート・ゴードン)
『ブルーベルベット』(監督:デヴィット・リンチ)
『フロム・ビヨンド』(監督:スチュアート・ゴードン)
『ヒドゥン』(監督:ジャック・ショルダー)
『ヘンリー/ある連続殺人鬼の記録』
(監督J・マクノートン)
『ヨーロッパ』(監督:ラース・フォン・トリアー)
『CUBE』(監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ)
『リング』(監督:中田秀夫)
『座頭市』(監督:北野武)
『オールド・ボーイ』(監督:パク・チュヌク)
・タイムマシン特別賞
(ホラー、ファンタジー映画の偉人に与えられる特別賞)
レイ・ハリーハウゼン
ロジャー・コーマン
ギレルモ・デル・トロ
トビー・フーパー
三池祟史
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シッチェス歴代の審査員
ダリオ・アルジェント
ジャン・ローラン(『殺戮謝肉祭/屍肉の晩餐』監督)
ウェス・クレイブン(『鮮血の美学』監督)
イングリッド・ピット(『鮮血の処女狩り』)
エレン・バースティン(『エクソシスト』)
スチュアート・ゴードン(1992)
バーバラ・スティール(『血ぬられた墓標』)
ヨルグ・ブッテゲライト(『ネクロマンティック』監督)
ジャック・カーディフ(『悪魔の植物人間』監督)
ケン・フォーリー(『ゾンビ』)
モンテ・ヘルマン(『断絶』監督)
ルッジェロ・デオダート(『食人族』監督)
ウンベルト・レンツィ(『声なき殺人者』監督)
ジョン・サクソン(『燃えよドラゴン』)
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