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文庫本カバー 『新うすゆき物語』(浄瑠璃正本)

300円(税込)

『新うすゆき物語』浄瑠璃正本(献上本)出版:寛保元歳辛酉五月十六日 板元:山本九兵衛(京)・山本九右衛門(大坂)

「新うすゆき物語」は、寛保1(1741)年5月16日大坂竹本座で初演された人形浄瑠璃です。現在も文楽で上演され、歌舞伎でも上演されています。また、浄瑠璃正本(じょうるりしょうほん)とは人形浄瑠璃の正しい詞章が全て収められた本という意味で、当時は舞台の初日が開くと同時に出版されていました。いわば評判の舞台の太夫が語ったそのままの詞章が本となり、一般にも広く読まれたベストセラーでした。浄瑠璃正本は半紙を二つ折りした半紙本の大きさがほぼ定形でしたが、この文庫本カバーのデザインのもととなっている浄瑠璃正本は献上本といい、サイズも大きめに作られています。