クリアしおり「侠客春雨傘」
600円(税込)
「歌舞伎座新狂言侠客春雨傘中之町場組上ケ三枚續」
出版:明治30(1897)年6月 出版者:東京浅草 牧金之助
「組上燈籠附属絵」出版:明治27(1894)年8月 出版者:東京浅草 牧金之助
『侠客春雨傘』は明治30(1897)年4月歌舞伎座で初演された世話物で、現在は四幕目の吉原仲之町の場面のみが上演されます。この組上には、暁雨と逸見鉄心斎の争いを傾城葛城が留めている吉原仲之町の場面が描かれています。桜が咲き誇る吉原仲之町の華やかな場面に、「附属絵」の幕を舞台の引幕のように飾りとしてあしらいました。「附属絵」は、舞台上の幕などが描かれていて、作り上げた組上燈籠に付けて飾って楽しむものです。
一枚の絵のように飾って楽しむこともできるクリアしおりです。