みどころ
日本ミステリー史上最大の人気作「犬神家の一族」が新派130年に登場!遺産相続をめぐり、巻き起こる骨肉の争い…。
過去と現在に張り巡らされた謎に、名探偵・金田一耕助が挑む!!
【あらすじ】
「犬神家の一族」は、雑誌「キング」に1950年1月号から1951年5月号まで掲載された小説作品。
その後、幾度も映画化やドラマ化、舞台化された日本を代表する超人気ミステリーが2018年11月、新作として登場。 物語は一通の手紙から始まる。私立探偵の金田一耕助は、信州でその名を馳せる犬神財閥で顧問弁護士を勤める古館の部下から助力を求める便りを受け取る。その内容は、財閥の創始者・犬神佐兵衛の莫大な遺産相続にまつわる一族の不吉な争いを予感し、力を貸してほしいというものだった。 那須湖の湖畔に鎮座する通称「犬神御殿」にて、一族の前で佐兵衛の遺言状が読み上げられる。
佐兵衛の腹違いの三人娘、松子、竹子、梅子は神妙な面持ちで静かに聞いていた。遺言状には、佐兵衛が生前大変に世話になった大恩人の孫娘・珠世に条件付きで全財産を相続する、と書かれていた。その条件とは佐兵衛の3人の孫息子・佐清・佐武・佐智のいずれかと結婚することだった。
しかし翌朝、何者かによって佐武が花鋏で殺されているのが発見される。この事件を皮切りに連続殺人事件は幕を開けた―――。
出演
十一月新派特別公演
犬神家の一族
- 出演 -
水谷八重子
波乃久里子
河合雪之丞
喜多村緑郎
佐藤 B 作