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公演情報

チラシ
チケットWeb松竹

松竹創業百二十周年
「新派名作劇場」

三越劇場
2015年6月4日(木)~26日(金)
〈開演時間〉
午前の部:11:00~
午後の部:15:15~
※初日4日のみ、13:00~
〈料金・税込〉
全席指定:9,000円
〈チケット〉
4月30日(木)チケット販売開始
みどころ

切なる恋の心は尊きこと神の如し─ 〈樋口一葉〉

六月の「新派名作劇場」は樋口一葉の『十三夜』、
村松梢風の『残菊物語』という「恋」を題とした二作を取り上げます。
いつの時代も変わらない恋心……。
日本が世界に誇る名作をご堪能ください。

出演

一、十三夜
樋  口 一  葉 原作
久保田 万太郎 脚色
成  瀬 芳  一 演出

原田せ  き:波  乃 久里子
斉藤主  計:立  松 昭  二
も     よ:伊  藤 みど り
高坂録之助:松  村 雄  基 

二、残菊物語
村  松 梢  風   作
巌  谷 槇  一 脚色
成  瀬 芳  一 演出

お      徳:水 谷 八重子
お      里:波 乃 久里子
清元栄寿太夫:松 村 雄  基
元      俊:田 口     守
お    こ   ま:伊 藤 みど り
尾上菊 五 郎:柳 田    豊
尾上菊 之 助:市 川 春  猿

あらすじ

一、十三夜
人妻と俥夫、幼馴なじみの二人を照らす“十三夜”の恋路 ──

明治中頃の浅草・上野のあたり。美貌の娘せきは、高級史官に見初められ、西も東も分からぬまま嫁いでいった。請われてした結婚だったが、子供が生まれると手のひらを返したように夫が邪険になり、六年もの冷えきった結婚生活を送ることになる。一方、せきの幼なじみの録之助は、彼女の嫁入が決まると放蕩に溺れ出した。心配した母親は嫁を取らせるが、子供が生まれてもその放蕩はおさまらず、ついに家は没落。しがない人力俥夫として駄菓子屋の二階に下宿し、無気力な生活を送っている。十月のある宵の口、ついに夫と別れる決意をし、せきは上野新坂下の実家に里帰りをしてきた。しかし、事を打ち明けた父の言葉に諭され、寂しい諦めを抱きながら帰路につく。静けさが上野公園を包み、月夜が明るく照らす十三夜の夜道に、突然せきの乗る人力俥が停まった…。


二、残菊物語
梨園の御曹司と乳母の許されざる恋の行方は・・・

明治十八年秋、五代目菊五郎の養子菊之助は、弟の乳母お徳の純粋な愛情に心を打たれ、愛を告白した。お徳は道ならぬ恋に怯えながらも、菊之助の手を取った。折柄、部屋に入ってきた母親にその様子を目撃されてしまう。暇を出されたお徳は、心の中で菊之助に別れを告げ、裏口から寂しく去っていくのであった。数ヶ月後、やっとの思いでお徳の行方を突き止めた菊之助は、鬼子母神境内へ彼女を呼び出す。互いを見詰め合い、むせび泣くお徳と菊之助……。と、偶然にも、参詣に来合せた菊五郎とその一門に二人の密会を見られてし まう。面目なさに逃げ出すお徳。菊之助は二人を一緒にさせてくれと必死に請い願うが、菊五郎は頑として聞き入れない。菊之助は決然として場を離れ、お徳の後を追い告げるのだった。「もうこの上は大阪へ行こう」と…。

公演スケジュール

※開演時間は変更があり次第、当ページにてお知らせいたします。
★初日4日のみ、13:00開演

日程  昼の部/開演   夜の部/開演 
6月4日(木) ★13:00 -
6月5日(金) 11:00 15:15
6月6日(土) 11:00 15:15
6月7日(日) 11:00 -
6月8日(月) 11:00 15:15
6月9日(火) 11:00 15:15
6月10日(水) 11:00 -
6月11日(木) 11:00 15:15
6月12日(金) 11:00 -
6月13日(土) 11:00 15:15
6月14日(日) 11:00 15:15
6月15日(月) 11:00 -
6月16日(火) 11:00 15:15
6月17日(水) 11:00 15:15
6月18日(木) 11:00 -
6月19日(金) 11:00 15:15
6月20日(土) 11:00 15:15
6月21日(日) 11:00 -
6月22日(月) 11:00 15:15
6月23日(火) 11:00 15:15
6月24日(水) 11:00 -
6月25日(木) 11:00 15:15
6月26日(金) 11:00 -

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