関連情報
出演
山田洋次:脚本・演出
水谷八重子
波乃久里子
瀬戸摩純
英太郎
安井昌二
みどころ
静かな感動を呼び、演劇界に新風を吹き込んだ舞台『麥秋』から2年…
“家族”を描き続ける山田洋次が、監督生活50周年を迎える記念作品として
再び小津作品を手掛けます。
昭和28年、夏。
故郷尾道から久しぶりに東京に出てきた老夫婦は、子どもたちの家を訪ねるが、それぞれの生活で精一杯のため歓迎されない。そんななか、戦死した息子の未亡人だけが親身になってくれる…
人の温かさ、親子の情愛、そして、失われゆく「日本人のこころ」
…戦後日本の変わリゆく家族の関係を描き出した珠玉の名作、小津安二郎の映画「東京物語」。山田洋次の新たな着想を得て、初春の三越劇場に登場します。
今回の舞台化では、東京を訪ねる老夫婦とみ(映画では東山千栄子)を水谷八重子、その夫の周吉(笠智衆)を安井昌二、次男の未亡人紀子(原節子)を瀬戸摩純、飲み屋の女将加代(櫻むつ子)を英太郎、そして長女志げ(杉村春子)を波乃久里子が演じます。日本人を描いてきた劇団新派が総力を挙げてお贈りする舞台『東京物語』。
平成24年初春、新派にまたひとつ名作が生まれます―
名作の誕生をどうぞお見逃しなく!