【取材会レポート】2025年1月南座『初笑い!松竹新喜劇 新春お年玉公演』
2024年12月5日
1月南座「初笑い!松竹新喜劇 新春お年玉公演」の取材会が12月3日に大阪市内にて行われました!
劇団員を代表して、藤山扇治郎、渋谷天笑、曽我廼家一蝶、曽我廼家いろは、曽我廼家桃太郎。
新喜劇公演に出演してから15回目となる久本雅美さん、初出演の有沙瞳さんが登壇しました!
”Aプロ”『春の夢 嗚呼!恋は勘違い』、”Bプロ”『淡路島 温泉町値上がり中』の
見どころや作品にちなんだエピソードなどを語りました。
藤山扇治郎
「Aプロは、魚屋の和助という少々周りをかき乱す役です。Bプロでは、有沙さんの夫で少し知的な感じで出演いたします。淡路島にプロモーションイベントで行かせていただいたとき、人と人とのつながりが色濃く残っているなと感じて、ご当地の芝居に松竹新喜劇らしさを盛り込めるのではないかと思っております!」
渋谷天笑
「Aプロはドタバタの渦中に巻き込まれる青年役。Bプロは旅館にくる客ですが、重要なことを言う物語のキーとなる人物を演じます。自主公演として上演した”熱海殺人事件”では、膨大なセリフ量を覚え、舞台に立つことで、地に足をつけた実感がありました。今回の公演に活かせるよう頑張ります!」
曽我廼家一蝶
「Aプロでは、恋する手代の幸吉。Bプロでは、甲斐性なし亭主の彦造という正反対な役どころです。Aプロの元になったシェイクスピアの”夏の世の夢”は、学生のころ長い間取り組んだ作品で思い入れが深いです。子供たちにも楽しんでいただける作品にできればと思います!」
曽我廼家いろは
「Aプロでは、有沙さんの姉役お園。Bプロでは、旅館の若女将を演じます。淡路島に行った際に、淡路島の女将の会の方々と実際にお話する機会がございまして、皆さまから感じたパワーが印象にのこっております!少しでも近づけれるよう頑張ります…!」
曽我廼家桃太郎
「Aプロでは、雛人形の精の役。Bプロでは、水産業の方を演じます。これまでの”嗚呼、恋は勘違い”では、曽我廼家が雛人形の精を演じてきたこともあり、自分も曽我廼家の名で演じることができて光栄です。Bプロでは、天外さんとの二人の芝居があり、とても久しぶりで、楽しみにしております!」
有沙瞳
「自分のルーツである関西で再び舞台に立ててとても嬉しいです。Aプロでは、勘違いをしてしまう娘・お花。Bプロでは、旅館の女将初代の妹・次代を演じます。初めての松竹新喜劇、初めての男性との夫婦役や恋人役となりますが、ありのままの自分が出せたらなと思っております。関西弁で人情溢れる温かいものをお届けできるように頑張ります!!」
久本雅美
「松竹新喜劇の初舞台から15回目。伝統のある劇団に飛び込むのに勇気がいりました…けど、アドリブを受け止めてくれたり、面白いものを創ろうとする心意気は同じだなぁと感じました。泣いて笑っての人情喜劇は松竹新喜劇ならでは。いつも勉強させていただいています。
兄弟のような、家族のような、親戚のような、叔母の気持ちで、Bプロの旅館を陰ながら支え守るおげんを務めさせていただきます!」
それぞれの個性が活きた作品となっております!
初笑いは南座で!どうぞお楽しみに!
※チケットの一般販売は12月9日(月)午前10時~
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