5月大阪松竹座公演の製作発表記者会見が行われました！！
2023年3月1日
2023年5月の 大阪松竹座開場100周年記念 劇団創立75周年 松竹新喜劇 新緑公演の製作発表記者会見が3月1日(水)に大阪市内にて行われました！
本公演をもって劇団代表を勇退する渋谷天外、そして天外からバトンを受け継ぐ5名、藤山扇治郎、渋谷天笑、曽我廼家一蝶、曽我廼家いろは、曽我廼家桃太郎が出席しました。
渋谷天外：4月末日をもって劇団代表の座を降りることになりました。やはり若い人に引っ張っていってもらわないとあかんと思い、私の方から申し出ました。劇団を辞めるわけではございません。これまでとは違うやり方で若い人を支えていくことになります。今後もよろしくお願いします。
藤山扇治郎：まだまだ天外さんからのバトンを引き継げるほどの役者でも人間でもございませんが、少しでも天外さんにも関係者の皆さまにも安心していただけるように、ひいてはお客様に喜んでいただけるよう、5人で一生懸命精進してまいります。よろしくお願いいたします。
渋谷天笑：天外さんが作ってこられた約30年を5人で引き継いでしっかりと頑張っていきたいと思います。新しい松竹新喜劇をよろしくお願いします。
曽我廼家一蝶：責任を感じております。ひとりひとりの力はまだまだ不足しておりますが、3本の矢ならぬ5本の矢でしっかりやっていけたらと思っています。応援の程よろしくお願いいたします。
曽我廼家いろは：これからはこの5人で新しい風を吹かせていけたらという想いと、若い人に松竹新喜劇を知っていただけるように5人で話をしながら進めていけたらと思います。今後ともよろしくお願いします。
曽我廼家桃太郎：新時代と言うことで何が起こるかわからないのが楽しみです。もしかしたら今一番楽しんでいるのは僕かも知れません！これから5人の絆を大事にしていきたいです。ちなみに、僕の今日の控室は「絆」という部屋でした。うまいことできていますね。
──────────(天外さんに)若い世代にどのようなことを期待するか。
渋谷天外：これまでの松竹新喜劇の枠、殻を破って欲しい。僕がこれまでできなかったことをやって欲しいですね。
──────────若手5人はどのような役割を果たしていきたいか。
藤山扇治郎：これまでは舞台に出ることだけを考えていたが、これからは劇団のことも考えなければならない。試練ではあるが、任せていただいていると思って、お客様に喜んでいただけるように力を合わせて頑張っていきたいと思います。
渋谷天笑：まだまだ松竹新喜劇を知らない世代の方もいらっしゃいますので、僕たちひとりひとりが多方面で活躍して、松竹新喜劇に興味を持ってもらえるようにならなければならないと考えています。
曽我廼家一蝶：僕はこの5人の中では座歴も年齢も一番古いです。僕自身も含めて若手が個性を出せるようにしつつ、間を取り持つ役割をしていくことになると考えています。
曽我廼家いろは：今はまだ何ができるかわからないです。松竹新喜劇を知っていただくために、自分自身の実力をつけていきたいです。
曽我廼家桃太郎：今までよりも舞台に出る時間が長くなると思いますので、テンパらないように頑張ります。
最後に、重く大きなバトンが渋谷天外から藤山扇治郎、渋谷天笑、曽我廼家一蝶、曽我廼家いろは、曽我廼家桃太郎の5名に託されました。
大阪松竹座開場100周年記念 劇団創立75周年 松竹新喜劇 新緑公演
2023年5月13日（土）～5月25日（木）
一、花ざくろ
二、三味線に惚れたはなし
新時代の松竹新喜劇で作り上げる今回の公演、ぜひご期待ください。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます！！
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