みどころ
河合郁人、辰巳雄大が挑む、あつくはかない時間旅行
平成最後に伝えたい、世代を超えたかけがえのない思いがここに――――
まもなく終わりを迎える平成。第二次世界大戦の終戦から74年が経ち、世はインターネットが主流のデジタル社会全盛期。次代への期待と不安が渦巻く今だからこそ伝えたい、熱き人たちの生き様を届けます。
物語の舞台は、2019年の現代と1944年の太平洋戦争真っ只中の二つの時代。観覧車がシンボルマークの山ノ内遊園地は、大道芸や手品のパフォーマンスなど昔風情が息づくが、今の時代とは折り合いが悪く、経営状況は逼迫している。
人も環境も違う二つの時代の中で、主人公が気付く、変わらないもの、変わりゆくもの、変えたくないもの……
本当に大切なものは、これだったのか……
【あらすじ】
2019年、ここは90年続く老舗の山ノ内遊園地。IT化が進んだ今の世の中に取り残され、社長である山ノ内マサヒロ(河合郁人)の一存で、リゾート施設ビルへの経営転換が進められている。遊園地で時代の変遷を見守って来た整備士の寅吉(榎木孝明)の勧めで、マサヒロがしぶしぶ遊園地のシンボルである観覧車に乗り込もうとすると、そこにマサヒロと瓜二つの男が現れる。男は太平洋戦争末期、南の島で戦死したマサヒロの親戚、山ノ内正彦。男に「身体を貸せ」と言われると、ほどなく勝手に体が動き出し、観覧車に乗ると、雷鳴が……
マサヒロが目を覚ますと、そこには閉園しているはずの遊園地で人々が楽しんでいる。従業員もなぜか知らない顔ばかり。そんな時、空襲警報が鳴り響く。ここは、太平洋戦争真っ只中、1944年の山ノ内遊園地だった。
マサヒロは、この遊園地で瓜二つの山ノ内正彦として生きていく。統制が厳しい戦時中でも、なんとか遊園地を運営しようとする経営者のマツジ(渋谷天笑)と妻のユキ(純名里沙)。戦争下の中でも経営を続けている遊園地、そして一向に自分の元に召集令状が来ないことに疑問を抱く、マツジの弟・ショウヘイ(辰巳雄大)。そして、遊園地を彩る活弁士トメ(いしのようこ)やその娘ハル(惣田紗莉渚)たちとの関わりから、マサヒロは遊園地のあるべき姿、人々が楽しめる場所の大切さに気づき出す。
しかし、終戦間近となったころ、ショウヘイにも遂に赤紙が届き、マサヒロは遊園地を託される。ショウヘイが出征して数日後、鳴り響く空襲警報の中、遊園地とみんなを守ろうと奮闘するマサヒロの決断は……
◎河合郁人コメント
最初に台本を読んだとき、戦争の時代のお話ではありますが、タイムトリップもので、SFやファンタジーのような印象を受けました。今回、僕が演じる山ノ内マサヒロは、まさにタイムトリップをして、時代を行き来する役どころ。見ているお客様にも、戦争の時代の空間に違和感なく入っていただけるように、演じたいと思います。また、ちょっとチャラくて、適当人間なマサヒロは、これまでに演じてきた役柄とは異なるので、どういうふうになるか今から楽しみです。(辰巳)雄大とがっつり一緒に芝居をするのは、2000年のブロードウェイミュージカル『Big〜夢はかなう〜』でWキャストを勤めて以来。一時期、一緒に住んでいたこともあって、(お互いに)知らないところが無いくらいなので、心強いですね。今回が初めての単独主演。それも『滝沢演舞城』で出演していた新橋演舞場に、主演という形で戻ってこられたことは本当に嬉しくてなりません。みんなを引っ張っていけるように、そして『滝沢演舞城』のタッキーのような座長になれるよう頑張ります!
◎辰巳雄大コメント
この『トリッパー遊園地』は壮大で、日本人が経験してきたことが詰まっています。平成の最後に上演する作品として、すごく意味があると思います。僕が演じる山ノ内ショウヘイは、戦時中に様々な思いを抱える日本男児らしいぶれない男。当時の人々の姿、情景をきちんと伝えられるように演じたいと思います。今年、他の作品では高校生役を演じ、実年齢と離れていましたし、今回は、僕たちも知らない戦争時代を生きる、まさにトリップしている役です。本当に役者冥利に尽きますね。
共演する(河合)郁人とは、辛いことも楽しいことも一緒に経験してきた仲です。一緒の舞台をできるのは本当に嬉しいですし、小さな頃の純粋なライバル心を今一度思い出して、この思いを郁人座長にぶつけて、熱い作品を作りたいと思います。
平成最後に伝えたい、世代を超えたかけがえのない思いがここに――――
まもなく終わりを迎える平成。第二次世界大戦の終戦から74年が経ち、世はインターネットが主流のデジタル社会全盛期。次代への期待と不安が渦巻く今だからこそ伝えたい、熱き人たちの生き様を届けます。
物語の舞台は、2019年の現代と1944年の太平洋戦争真っ只中の二つの時代。観覧車がシンボルマークの山ノ内遊園地は、大道芸や手品のパフォーマンスなど昔風情が息づくが、今の時代とは折り合いが悪く、経営状況は逼迫している。
人も環境も違う二つの時代の中で、主人公が気付く、変わらないもの、変わりゆくもの、変えたくないもの……
本当に大切なものは、これだったのか……
【あらすじ】
2019年、ここは90年続く老舗の山ノ内遊園地。IT化が進んだ今の世の中に取り残され、社長である山ノ内マサヒロ(河合郁人)の一存で、リゾート施設ビルへの経営転換が進められている。遊園地で時代の変遷を見守って来た整備士の寅吉(榎木孝明)の勧めで、マサヒロがしぶしぶ遊園地のシンボルである観覧車に乗り込もうとすると、そこにマサヒロと瓜二つの男が現れる。男は太平洋戦争末期、南の島で戦死したマサヒロの親戚、山ノ内正彦。男に「身体を貸せ」と言われると、ほどなく勝手に体が動き出し、観覧車に乗ると、雷鳴が……
マサヒロが目を覚ますと、そこには閉園しているはずの遊園地で人々が楽しんでいる。従業員もなぜか知らない顔ばかり。そんな時、空襲警報が鳴り響く。ここは、太平洋戦争真っ只中、1944年の山ノ内遊園地だった。
マサヒロは、この遊園地で瓜二つの山ノ内正彦として生きていく。統制が厳しい戦時中でも、なんとか遊園地を運営しようとする経営者のマツジ(渋谷天笑)と妻のユキ(純名里沙)。戦争下の中でも経営を続けている遊園地、そして一向に自分の元に召集令状が来ないことに疑問を抱く、マツジの弟・ショウヘイ(辰巳雄大)。そして、遊園地を彩る活弁士トメ(いしのようこ)やその娘ハル(惣田紗莉渚)たちとの関わりから、マサヒロは遊園地のあるべき姿、人々が楽しめる場所の大切さに気づき出す。
しかし、終戦間近となったころ、ショウヘイにも遂に赤紙が届き、マサヒロは遊園地を託される。ショウヘイが出征して数日後、鳴り響く空襲警報の中、遊園地とみんなを守ろうと奮闘するマサヒロの決断は……
◎河合郁人コメント
最初に台本を読んだとき、戦争の時代のお話ではありますが、タイムトリップもので、SFやファンタジーのような印象を受けました。今回、僕が演じる山ノ内マサヒロは、まさにタイムトリップをして、時代を行き来する役どころ。見ているお客様にも、戦争の時代の空間に違和感なく入っていただけるように、演じたいと思います。また、ちょっとチャラくて、適当人間なマサヒロは、これまでに演じてきた役柄とは異なるので、どういうふうになるか今から楽しみです。(辰巳)雄大とがっつり一緒に芝居をするのは、2000年のブロードウェイミュージカル『Big〜夢はかなう〜』でWキャストを勤めて以来。一時期、一緒に住んでいたこともあって、(お互いに)知らないところが無いくらいなので、心強いですね。今回が初めての単独主演。それも『滝沢演舞城』で出演していた新橋演舞場に、主演という形で戻ってこられたことは本当に嬉しくてなりません。みんなを引っ張っていけるように、そして『滝沢演舞城』のタッキーのような座長になれるよう頑張ります!
◎辰巳雄大コメント
この『トリッパー遊園地』は壮大で、日本人が経験してきたことが詰まっています。平成の最後に上演する作品として、すごく意味があると思います。僕が演じる山ノ内ショウヘイは、戦時中に様々な思いを抱える日本男児らしいぶれない男。当時の人々の姿、情景をきちんと伝えられるように演じたいと思います。今年、他の作品では高校生役を演じ、実年齢と離れていましたし、今回は、僕たちも知らない戦争時代を生きる、まさにトリップしている役です。本当に役者冥利に尽きますね。
共演する(河合)郁人とは、辛いことも楽しいことも一緒に経験してきた仲です。一緒の舞台をできるのは本当に嬉しいですし、小さな頃の純粋なライバル心を今一度思い出して、この思いを郁人座長にぶつけて、熱い作品を作りたいと思います。
スタッフ
脚 本 | : | せきどみきのぶ |
演 出 | : | 川浪ナミヲ |
音 楽 | : | 岸田敏志 |
美 術 | : | 前田剛 |
照 明 | : | 高山晴彦 |
音 響 | : | 鮫島建一 |
振 付 | : | 神在ひろみ |
子役指導 | : | テディくまだ |
演出助手 | : | 帽子屋お松 |
舞台監督 | : | 藤森條次 |
同 | : | 木下三郎 |
同 | : | 逸見輝羊 |
制作事務 | : | 宮崎千琴 |
キャスト
日程・上演時間
日程 | 昼の部 | 夜の部 |
---|---|---|
04月03日( 水 ) | 14:00 | 18:00 |
04月04日( 木 ) | 12:00 | - |
04月05日( 金 ) | 14:00 | 18:00 |
04月06日( 土 ) | 11:00 | 15:00 |
04月07日( 日 ) | 11:00 | 15:00 |
■予定時間表
【昼の部】
●11時開演
第一幕 11:00~11:55(55分)
幕間 30分
第二幕 12:25~13:50(85分)
●12時開演
第一幕 12:00~12:55(55分)
幕間 30分
第二幕 13:25~14:50(85分)
●14時開演
第一幕 14:00~14:55(55分)
幕間 30分
第二幕 15:25~16:50(85分)
【夜の部】
●15時開演
第一幕 15:00~15:55(55分)
幕間 30分
第二幕 16:25~17:50(85分)
●18時開演
第一幕 18:00~18:55(55分)
幕間 30分
第二幕 19:25~20:50(85分)
2019年4月3日現在
【昼の部】
●11時開演
第一幕 11:00~11:55(55分)
幕間 30分
第二幕 12:25~13:50(85分)
●12時開演
第一幕 12:00~12:55(55分)
幕間 30分
第二幕 13:25~14:50(85分)
●14時開演
第一幕 14:00~14:55(55分)
幕間 30分
第二幕 15:25~16:50(85分)
【夜の部】
●15時開演
第一幕 15:00~15:55(55分)
幕間 30分
第二幕 16:25~17:50(85分)
●18時開演
第一幕 18:00~18:55(55分)
幕間 30分
第二幕 19:25~20:50(85分)
2019年4月3日現在
チケット情報
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【チケットホン松竹】「トリッパー遊園地」専用ダイヤル
0570-07ー8822
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