まずは劇場に足を運び、歌舞伎の舞台を楽しみ、幕間とよばれる休憩時間には、場内で販売されているスイーツや、歌舞伎ならではのグッズを購入する楽しみもあります。
実は江戸時代の観客も、芝居見物は舞台だけでなく、幕間の食事やお菓子、土産物など、そこで提供されるサービス全てを楽しんでいました。歌舞伎の劇空間は、まさに現代のテーマパークに匹敵する存在でした。
だからこそ、初心者、見巧者にかかわらず、かしこまって客席に座るのではなく、肩の力を抜いて舞台から食事、買い物に至るまで、全てを楽しみ尽くす境地で歌舞伎を観てください。
服装は?
歌舞伎に行くときは、どんな服装がよいのでしょう。
もちろんルールはありません。普段どおりの服装で気軽にお出かけください。親子3代にわたって楽しむことができるのも歌舞伎の魅力です。なかなか着物を着る機会もないかもしれませんが、お正月に着物で歌舞伎観劇、というのもおすすめです。
お食事について
歌舞伎が上演されるときには、1公演につき長い休憩が2回入ります。当日早目に着いて、お弁当を買って行くのもよいですし、劇場の中に入ってから食堂の予約をすることもできます。歌舞伎座の食堂にもいろんな種類のお食事をご用意しています。「幕の内弁当」というのは、幕の間にいただくお弁当という意味から来た言葉です。お食事のあとは、歌舞伎座名物の「めでたい焼き」をはじめ、たくさんのスイーツもあります。お芝居を観るだけでなく、こういった食事や、お土産を買うのも楽しみのひとつです。
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3階 花篭
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地下2階 やぐら
お食事・スイーツ一例
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「コーヒーゼリー」
無糖のコーヒーゼリーは、お好みでガムシロップをどうぞ。幕間のデザートの定番です!
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「おでん弁当」
以前の歌舞伎座でも人気のあったおでんが、お弁当として生まれ変わりました!茶飯との相性は抜群です!
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「めでたい焼き」
紅白のお餅が入った粒あんのたい焼きは、幕間にぴったりのおやつです!
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「豆大福」
作り立ての塩瀬の豆大福は、当日中にお召し上がりいただく、数量限定の逸品です!
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「人形焼」
実演を間近で見られる人形焼は、焼き立てアツアツをお席でもお召し上がりいただけます。
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「歌舞伎最中アイス」
隈取の入った最中の皮に、歌舞伎座オリジナルの小倉アイスを入れました。