稀代の天才監督として知られるウェス・アンダーソンが手掛けた、ストップモーション・アニメ映画『犬ヶ島』が、第91回アカデミー賞長篇アニメ部門候補にノミネートされました。今から20年後の日本を舞台に、少年と犬たちの心を揺さぶる絆を描き、日本公開時にも感動を呼んだ本作の、制作の背景すべてを紹介する書籍「メイキングブック 犬ヶ島」がついに完成し、アカデミー賞受賞発表と同日である2月25日に刊行します。
本書では、CGをほぼ排除し、極限まで手作り=アナログ感にこだわったストップモーション制作の工程から、黒澤明と宮崎駿、小津安二郎の作品や北斎と広重の浮世絵などネタ元の解説、首謀者ウェス・アンダーソンはもちろん、ウェスとともに世界観を構築したロマン・コッポラ、ジェイソン・シュワルツマンや、主人公犬“チーフ”の声をあてた名優ブライアン・クランストン(「ブレイキング・バッド」)、日本的アプローチを成功させた立役者のひとり野村訓市らの 声を交え、すでにベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)をはじめ、20以上の賞を受賞している『犬ヶ島』がアカデミー賞にノミネートされるに至った “傑作”となりえたか、を紹介しています。
本書では、CGをほぼ排除し、極限まで手作り=アナログ感にこだわったストップモーション制作の工程から、黒澤明と宮崎駿、小津安二郎の作品や北斎と広重の浮世絵などネタ元の解説、首謀者ウェス・アンダーソンはもちろん、ウェスとともに世界観を構築したロマン・コッポラ、ジェイソン・シュワルツマンや、主人公犬“チーフ”の声をあてた名優ブライアン・クランストン(「ブレイキング・バッド」)、日本的アプローチを成功させた立役者のひとり野村訓市らの 声を交え、すでにベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)をはじめ、20以上の賞を受賞している『犬ヶ島』がアカデミー賞にノミネートされるに至った “傑作”となりえたか、を紹介しています。
書籍「The Wes Anderson Collection: メイキングブック 犬ヶ島」概要
著者:ローレン・ウィルフォード、ライアン・スティーブンソン
訳者:金原瑞人
仕様:本文260頁+表紙、ハードカバー仕上
発売日:2月25日発売
定価:4,800円(税別)
発行:松竹
発売:フィルムアート社
商品ページ http://filmart.co.jp/books/art/isle_of_dogs/
<<<掲載記事>>>
■対談 ウェス・アンダーソン(監督ほか)×ロマン・コッポラ(ストーリー)×ジェイソン・ シュワルツマン(ストーリー)
■犬ヶ島へのインスピレーション―黒澤明と宮崎駿―
■犬たちの王国をデザインする―葛飾北斎と歌川広重―
■パペットのつくり方、動かし方
■インタビュー “『犬ヶ島」のキーマン”野村訓市(原案/小林市長役)
■インタビュー 『ブレイキング・バッド』ブライアン・クランストン(チーフ役) 他
ISLE OF DOGS film artwork © 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.