公益財団法人 松竹大谷図書館では、同図書館運営費及び所蔵資料の120年前の【川上音二郎・貞奴アルバム】を修復し、デジタル化をするための資金調達を目的とした「【第7弾】世界へ翔んだ、川上音二郎・貞奴の軌跡を未来へ。」プロジェクトを、本日9月4日より、クラウドファンディング「Readyfor(レディーフォー)」にて開始いたしました。
松竹大谷図書館は、演劇・映画専門の私立図書館として、台本やプレスシートなど市販されない多くの貴重な資料を所蔵し、一般に公開する公益性の高い図書館事業を行っています。なかでも、同図書館が保存している【川上音二郎・貞奴アルバム】は、明治32[1899]年から33[1900]年にかけて行われた川上音二郎・貞奴一座の欧米公演に関する資料、現地の記事や、音二郎・貞奴をはじめとする座員達の手紙や葉書、写真など、当時の公演の状況を知る上で大変貴重な資料が貼り込まれており、同図書館にしかない貴重な資料です。
本年の【第7弾】プロジェクトでは、支援金により同図書館の事業を縮小することなく継続して行うと共に、【川上音二郎・貞奴アルバム】の修復及びデジタル化に取り組みます。
【概要】
プロジェクト名:「【第7弾】世界へ翔んだ、川上音二郎・貞奴の軌跡を未来へ。」
■募集期間:2018年9月4日~10月24日(50日間)
■目標金額:250万円
・図書館の平成30年度運営資金:180万円
・【川上音二郎・貞奴アルバム】の補修・デジタル化費用:70万円
■募集金額設定:一口 3,000円/5,000円/10,000円/30,000円/50,000円
支援金額に応じて、当プロジェクト限定 歌舞伎台本『妹背山婦女庭訓』と映画台本『張込み』の表紙デザインの文庫本カバーや、所蔵する台本(歌舞伎・映画)のうち、約200タイトルの中から支援者にお好きな作品を選んでいただき、その台本カバー(台本を保護するための手作りカバー)に支援者のお名前を載せる権利、歌舞伎映画『紅葉狩』『鏡獅子』上映会へのご招待など、趣向を凝らしたリターンが設定されています。
詳しくは下記「Readyfor」のプロジェクトページをご覧下さい。
●「【第7弾】世界へ翔んだ、川上音二郎・貞奴の軌跡を未来へ。」プロジェクトページはこちら
●松竹大谷図書館公式HPはこちら