いつもの映画館だって泣いていいはずなのに、なぜか周りを気にしてしまう方へ…。この日は思う存分、涙も声も拍手も、うちわもペンライトも広島弁も出してOK!の【号泣&応援可能上映】が2月5日(水)新宿ピカデリーにて、行われました!
開場すると応援上映のアドバイスが載っている指南書をお客さんに配布。その指南書を見たお客さんは「楽しそう!」「ここで叫ぶのか!」と応援上映に期待を膨らましており、ペンライト、うちわ、タンバリン、そして「記憶屋」お手製のキンブレなど様々な応援グッズを手に持ちスタンバイ。
前説で、『今回、応援上映に来るのが初めての方?』という質問に過半数が手を挙げていました。 初めての方が多いということもあり、一度練習もかねて練習しましょうと、前説の方が『遼一~!』と叫ぶと初めてのお客さんが過半数とは思えないくらいの大きな声で「遼一~!」と返して頂きました!
上映が始まり、配給のロゴが出ると、「ヨッ松竹~!」「松竹ありがとう~!」という配給会社に向けた感謝の言葉が飛び交い、そして本編が始まると会場は拍手とタンバリンで盛り上がり、あっという間に一体感溢れる上映会となりました。 遼一(山田涼介さん)や真希(芳根京子さん)の本編中の『おはよう!』という声に対し、会場のお客さん全員で「おはよう!」と元気よくお返事。また、真希と遼一の掛け合いに対して「ジェラシー!」と嘆く声が。他のお客さんも共感し、会場に笑いが起きていました。遼一の寝顔シーンが大スクリーンに映ると、お客さんから「かわいい~!!」「かっこよすぎる!」と様々な声が。特に、遼一と高原(佐々木蔵之介)のシーンが人気で、2人のコミカルなシーンには大声を出して笑う場面もありました。そして、遼一が杏子(蓮佛美沙子)にプロポーズするシーンではプロポーズをする前から会場はざわざわとしており…。想いが通じた2人の幸せそうな笑顔に、この日一番の拍手・タンバリン・黄色い歓声が巻き起こり、まさにコンサート会場のような熱気でした!!
前半は、大いに盛り上がり、劇中のキャストとも会話をしながら鑑賞をしていたり、タンバリンが鳴り響くなど楽しい雰囲気が流れていましたが、後半、徐々に真実が明らかになっていくと、皆さん集中して食い入るように鑑賞しはじめ、持っていたものをペンライトからハンカチに。ハンカチを目にあてて泣いている人が多く見られ、会場には鼻をすする音が響いていました。
演じているキャストに対してそれぞれの感情が大きく揺さぶられていらっしゃるようでした。
エンドロールでは、それぞれの応援グッズを振りながら、主題歌・中島みゆきさんの「時代」を口ずさんでいました。上映後は多くの拍手が会場を包み、タイトルにふさわしい【号泣&応援可能上映】となり、幕を閉じました。