プッチーニ《ラ・ボエーム》

La Bohème - Puccini

上映期間
2018年331日(土)~46日(金)

※東劇のみ4月13日(金)までの2週上映

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プッチーニの甘美な音楽が織りなす青春賛歌!永遠の定番ゼフィレッリの名舞台に注目の歌手が集う!

パリの学生街に花開く恋と友情!クリスマス・イヴの屋根裏部屋で始まった詩人とお針子の恋のゆくえは?甘美な出会いのアリア〈冷たい手を〉〈私の名はミミ〉を聴けば、誰もがオペラの虜に。19世紀パリの情景と賑わいを鮮やかに再現したゼフィレッリの舞台は、METで半世紀愛される永遠の定番。心を揺さぶるS・ヨンチェヴァ、魅惑の美声テノール M・ファビアーノ、コケットな魅力のS・フィリップスら新世代のスターたちが、青春の愛と哀しみを歌い上げる!

指揮:
マルコ・アルミリアート
演出:
フランコ・ゼフィレッリ
出演:
ソニア・ヨンチェヴァ、マイケル・ファビアーノ、スザンナ・フィリップス、 アレクセイ・ラヴロフ、ルーカス・ミーチャム、マシュー・ローズ
上映時間:
3時間11分(休憩2回)
MET上演日:
2018年2月24日
言語:
イタリア語
※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。

《ラ・ボエーム》のあらすじ

1830年頃のパリ。詩人のロドルフォと画家のマルチェッロは、屋根裏部屋ぐらしの芸術家仲間。お金はないが、夢と希望、そして友情には事欠かない。クリスマス・イヴの夜、ロドルフォは同じ屋根裏部屋に住むお針子のミミと恋に落ちる。芸術家仲間の哲学者コルリーネや音楽家のショナールも加わり、カルチェ・ラタンでイヴの夜を楽しむ一同。マルチェッロは元恋人のムゼッタとよりを戻す。  だが幸せな時は短かった。ミミは重病にかかっており、ムゼッタは浮気性。ロドルフォは貧しさのためにミミの治療ができない自分を責め、マルチェッロはムゼッタの奔放な態度に怒る。2組の恋の行く手は果たして…。  text by 加藤浩子

キャスト&スタッフ

  • マルコ・アルミリアート

    Marco Armiliato

    《指揮》

     

    マルコ・アルミリアート

    Marco Armiliato

    《指揮》

    世界中のオペラハウスで活躍する、当代一の売れっ子オペラ指揮者。北イタリアのジェノヴァ生まれ。ピアノを学んだ後指揮に転向。音楽への情熱とスコアの深い読み込みに基づいた音楽作り、演奏家への共感と暖かな人間性で、共演するアーティストからも聴衆からも絶大な支持を得ているマエストロである。LVは15-16《イル・トロヴァトーレ》など多数。

  • フランコ・ゼフィレッリ

    Franco Zeffirelli

    《演出》

     

    フランコ・ゼフィレッリ

    Franco Zeffirelli

    《演出》

    20世紀を代表する伝説的な演出家、映画監督。戦時中はパルチザンに入隊するなど波乱の生涯は自伝として公開されている。イタリア生まれ、映画監督L・ヴィスコンティに師事し、イタリアの伝統的な美意識を受け継いだ。LVもされた《ラ・ボエーム》《トゥーランドット》に代表されるゴージャスできめ細やかな舞台は、オペラファンの垂涎の的である。

  • ソニア・ヨンチェヴァ

    Sonya Yoncheva

    《ミミ》

     

    ソニア・ヨンチェヴァ

    Sonya Yoncheva

    《ミミ》

    ソプラノ

    世界中で活躍中の花形ソプラノ。ブルガリア生まれ。深い情感を秘めた豊麗な声、高度な技術、自在なフレージング、役柄が憑依する演技で喝采を浴びている。METには2013年《リゴレット》のジルダを歌ってデビュー。LVでは16-17《椿姫》などに出演し、今シーズンには3作に登場予定。

  • マイケル・ファビアーノ

    Michael Fabiano

    《ロドルフォ》

     

    マイケル・ファビアーノ

    Michael Fabiano

    《ロドルフォ》

    テノール

    アメリカ生まれのリリック・テノールの星。ミシガン大学で音楽を学び、数々のコンクールに優勝。映画にもなったMETオーディションの受賞者であり、2010年にデビュー。以来コンスタントに舞台に立ち、LV16-17《椿姫》も絶賛。よく通る、心に響く声、役柄への共感に満ちた演技で活躍の場を広げている。

  • スザンナ・フィリップス

    Susanna Phillips

    《ムゼッタ》

     

    スザンナ・フィリップス

    Susanna Phillips

    《ムゼッタ》

    ソプラノ

    アメリカ・オペラ界の次代を担うひとりとして期待されるリリック・ソプラノ。高い技術、みずみずしい声、チャーミングでコケットリーな容姿で、急速にスターへの階段を上っている。ムゼッタ役はMETにデビューした役でもある十八番。2011年のMET来日公演でも披露し、絶賛を博した。LVも16-17《遥かなる愛》他出演多数。

  • ルーカス・ミーチェム

    Lucas Meachem

    《マルチェッロ》

     

    ルーカス・ミーチェム

    Lucas Meachem

    《マルチェッロ》

    バリトン

    アメリカ生まれの、人気と実力を兼ね備えた若手リリック・バリトン。サンフランシスコ・オペラの若手育成プログラムなどで研修し、シカゴ・リリック・オペラ《タウリスのイフィゲネイア》オレステ役でブレイク。以来欧米の主要歌劇場で活躍する。スタイリッシュでありながら人物の感情をくまなく伝える美声、真実味のある演技で高い評価を得ている。

  • アレクセイ・ラヴロフ

    Alexey Lavrov

    《ショナール》

     

    アレクセイ・ラヴロフ

    Alexey Lavrov

    《ショナール》

    バリトン

    ロシアが生んだ現代を代表するスター・バリトンのひとり。ペテルブルク州立の音楽院などで声楽を学び、数々の受賞歴をもつ。幅広いレパートリーを武器に、世界中を飛び回っている。METには2013年《ドン・カルロ》でデビュー。

  • マシュー・ローズ

    Matthew Rose

    《コルリーネ》

     

    マシュー・ローズ

    Matthew Rose

    《コルリーネ》

    バス

    イギリス生まれの期待の若手バス。ロイヤルオペラの若手育成プログラムに参加して頭角をあらわす。安定した技術と濃淡の色合いに富んだ魅力的な声、洒脱な演技で、ロイヤルオペラやスカラ座など一流の劇場で、モーツァルトからヴェルディ、ワーグナー、ブリテンまで幅広いレパートリーで活躍している。LV15-16《ドン・ジョヴァンニ》マゼット役で出演。

フォト&ムービー

タイムテーブル

時刻の目安 項目 時間
開映前映像 CM&客席映像 約4分
1幕&2幕 本編 ◆オープニング・解説(K・オハラ) 約64分
第1幕&第2幕
休憩 特典映像 ◆インタビュー(S・ヨンチェヴァ&M・ファビアーノ) 約12分
◆インタビュー(P・プリシュカ)
◆インタビュー(エキストラA・ダイアス& F・コラード&J・ブローディ)
◆次回作《セミラーミデ》映像紹介
休憩 舞台転換映像・客席映像(INTERMISSION) 約10分
特典映像 ◆《コジ・ファン・トゥッテ》稽古風景&インタビュー(演出家P・マクダーモット&D・ロバートソン&C・モルトマン) 約7分
3幕 本編 第3幕 約27分
休憩 特典映像 ◆インタビュー(S・フィリップス&L・ミーチャム) 約8分
◆2018-19新シーズン紹介&インタビュー(MET総裁P・ゲルブ)
休憩 舞台転換映像・客席映像(INTERMISSION) 約12分
特典映像 ◆インタビュー(A・ラヴロフ&M・ローズ) 約9分
◆2017-18シーズン予告
◆インタビュー(MET技術監督J・セラーズ)
4幕 本編 第4幕 約38分
カーテンコール&クレジット
開映後上映時間:3時間7分
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