プッチーニの甘美な音楽が織りなす青春賛歌!永遠の定番ゼフィレッリの名舞台に注目の歌手が集う!
パリの学生街に花開く恋と友情!クリスマス・イヴの屋根裏部屋で始まった詩人とお針子の恋のゆくえは?甘美な出会いのアリア〈冷たい手を〉〈私の名はミミ〉を聴けば、誰もがオペラの虜に。19世紀パリの情景と賑わいを鮮やかに再現したゼフィレッリの舞台は、METで半世紀愛される永遠の定番。心を揺さぶるS・ヨンチェヴァ、魅惑の美声テノール M・ファビアーノ、コケットな魅力のS・フィリップスら新世代のスターたちが、青春の愛と哀しみを歌い上げる!
- 指揮:
- マルコ・アルミリアート
- 演出:
- フランコ・ゼフィレッリ
- 出演:
- ソニア・ヨンチェヴァ、マイケル・ファビアーノ、スザンナ・フィリップス、 アレクセイ・ラヴロフ、ルーカス・ミーチャム、マシュー・ローズ
- 上映時間:
- 3時間11分(休憩2回)
- MET上演日:
- 2018年2月24日
- 言語:
- イタリア語
- ※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。
《ラ・ボエーム》のあらすじ
1830年頃のパリ。詩人のロドルフォと画家のマルチェッロは、屋根裏部屋ぐらしの芸術家仲間。お金はないが、夢と希望、そして友情には事欠かない。クリスマス・イヴの夜、ロドルフォは同じ屋根裏部屋に住むお針子のミミと恋に落ちる。芸術家仲間の哲学者コルリーネや音楽家のショナールも加わり、カルチェ・ラタンでイヴの夜を楽しむ一同。マルチェッロは元恋人のムゼッタとよりを戻す。
だが幸せな時は短かった。ミミは重病にかかっており、ムゼッタは浮気性。ロドルフォは貧しさのためにミミの治療ができない自分を責め、マルチェッロはムゼッタの奔放な態度に怒る。2組の恋の行く手は果たして…。 text by 加藤浩子