ちょっぴり切ないラブコメディを飾る超絶技巧! お洒落な演出にスター達の美声が弾ける!
連隊に拾われた孤児マリーの本当の身分は?農村の青年トニオはマリーと結ばれるのか?アルプスの麓で展開する心温まるラブコメディが、生き生きとお洒落なL・ペリーのプロダクションに弾ける!奇跡の高音テノール J・カマレナが9つの高音ハイCを炸裂させる〈ああ友よ、なんと嬉しい日!〉は、本作最大の聴きどころ。P・イェンデのきらめく声、S・ブライズの圧倒的な存在感も最高だ。泣けて笑えてしびれる喜歌劇で、極上の幸せを味わおう。
- 指揮:
- エンリケ・マッツォーラ
- 演出:
- ロラン・ペリー
- 出演:
- プレティ・イェンデ、ハヴィエル・カマレナ、マウリツィオ・ムラーロ、ステファニー・ブライズ
- 上映時間:
- 3時間07分(休憩1回)
- MET上演日:
- 2019年3月2日
- 言語:
- フランス語
- ※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。
《連隊の娘》のあらすじ
19世紀初めのチロル地方。進軍してきたフランス軍第21連隊には、戦場に棄てられていたのを軍曹シュルピスに拾われ、連隊で大きくなったマリーというアイドルがいた。そんなマリーに、崖から落ちた彼女を助けてくれた農民の若者、トニオという恋人ができる。だがそこに現れたベルケンフィールド侯爵夫人は、マリーが亡くなった妹とフランス軍人との間の子だと言い、彼女をパリに連れて行く。貴族の生活になじめないマリーを追ってトニオがやってくるが、マリーにはすでに婚約者がいた…。 text by 加藤浩子