新演出

ヴェルディ《椿姫》新演出

Verdi - La Traviata

上映期間
2019年28日(金)~214日(木)

※東劇のみ2月21日(木)までの2週上映

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心揺さぶる不朽の名作の新たな決定版!MET新音楽監督ネゼ=セガンの鮮烈な音楽がドリームカップルを導く

パリの社交界を魅了する病身の高級娼婦がめぐり逢った真実の恋!その行く手をさえぎる悲痛な運命とは?心弾む〈乾杯の歌〉から誰もが涙する幕切れまで心を捉えて離さないヴェルディの大傑作が、18世紀に舞台を変えて装い新たに登場。四季の移ろいで描くM・メイヤーの演出は、今シーズン最大の注目作だ。MET新音楽監督ネゼ=セガンの鮮烈な指揮に導かれ人気実力絶頂の歌姫D・ダムラウ、世紀のテノール J・D・フローレスが不滅の恋を歌い上げる!

指揮:
ヤニック・ネゼ=セガン
演出:
マイケル・メイヤー
出演:
ディアナ・ダムラウ、フアン・ディエゴ・フローレス、クイン・ケルシー
上映時間:
3時間30分(休憩2回)
MET上演日:
2018年12月15日
言語:
イタリア語
※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。

《椿姫》のあらすじ

19世紀のパリ。高級娼婦のヴィオレッタは、享楽的な生活がたたって肺病を患っていた。そんな彼女に憧れていた田舎出のブルジョワ青年アルフレードは、ヴィオレッタに愛を打ち明け、一緒に暮らそうと申し出る。娼婦の暮らしを捨て、パリ郊外でアルフレードと愛の生活を送るヴィオレッタ。幸せな日々は、アルフレードの父ジェルモンの出現で一変する。ジェルモンは、アルフレードの妹が結婚するから身を引いてほしいと、ヴィオレッタに迫るのだった…。  text by 加藤浩子

キャスト&スタッフ

  • ヤニック・ネゼ=セガン

    Yannick Nézet-Séguin

    《指揮》

     

    ヤニック・ネゼ=セガン

    Yannick Nézet-Séguin

    《指揮》

    現代を代表するカリスマ的指揮者のひとり。2018年よりMET音楽監督。鮮烈で生き生きとした音楽づくりで、作品に新たな生命力を吹き込む。09年のMETデビュー《カルメン》は語り草になる大成功を収めた。1975年カナダ、モントリオール生まれ。一流歌劇場とオーケストラに定期的に登場する他、フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督も務める。今シーズンは《カルメル会》も指揮する。

  • マイケル・メイヤー

    Michael Mayer

    《演出》

     

    マイケル・メイヤー

    Michael Mayer

    《演出》

    アメリカを代表する演出家のひとり。大胆な読み替えで古典を刷新する才能で注目を浴びる。1960年メリーランド州ベセスダ生まれ。2007年『春のめざめ』でトニー賞受賞。12年《リゴレット》でMETにデビュー、60年代のラスベガスに置き換えた新鮮な設定で絶賛された。今シーズンは《マーニー》も手がける。

  • ディアナ・ダムラウ

    Diana Damrau

    《ヴィオレッタ・ヴァレリー》

     

    ディアナ・ダムラウ

    Diana Damrau

    《ヴィオレッタ・ヴァレリー》

    ソプラノ

    実力と人気を兼ね備えた現代を代表するディーヴァ。超絶技巧、声に宿る多彩な表現力、登場人物になりきる舞台人魂、すべてが一級品。1971年ドイツ生まれ。F・ゼフィレッリ演出の《椿姫》映画版を見てオペラ歌手を志す。2011年、大震災と原発事故でスターが大勢キャンセルしたMET来日公演に参加して日本のファンを魅了した。LV出演は16-17《ロメオとジュリエット》など。

  • フアン・ディエゴ・フローレス

    Juan Diego Flórez

    《アルフレード・ジェルモン》

     

    フアン・ディエゴ・フローレス

    Juan Diego Flórez

    《アルフレード・ジェルモン》

    テノール

    J・カウフマンと並ぶ、21世紀を代表するテノールの大スター。超絶技巧としびれる高音、甘く輝かしい声を武器に第一線に君臨。近年のロッシーニ・オペラ復活の立役者のひとりでもある。1973年、ペルーのリマ生まれ。96年のロッシーニ音楽祭でオペラ・デビュー、センセーションを巻き起こした。METデビューは2002年《セヴィリャの理髪師》。LVは14-15《湖上の美人》など。

  • クイン・ケルシー

    Quinn Kelsey

    《ジョルジョ・ジェルモン》

     

    クイン・ケルシー

    Quinn Kelsey

    《ジョルジョ・ジェルモン》

    バリトン

    近年急速に評価を高めている、ハワイ出身の若手バリトン。明暗の色合いに富んだ吸引力のある声で、ヴェルディの諸役を中心に高い評価を得ている。2005年、BBCのカーディフ歌手コンクールに出場して注目を集める。2014年のサイトウ・キネン・フェスへの出演など来日経験も。METデビューは08年《ラ・ボエーム》。今シーズンはLV《アイーダ》にも出演。

タイムテーブル

 

時刻の目安 項目 時間
開映前映像 CM&客席映像 約5分
1幕 本編 ◆オープニング・解説(A・ラチヴェリシュヴィリ) 約36分
第1幕
休憩 特典映像 ◆インタビュー(J・D・フローレス) 約3分
休憩 客席映像(INTERMISSION) 約10分
特典映像 ◆ドキュメンタリー「新時代の《椿姫》をMETへ」 約18分
◆インタビュー(M・メイヤー、美術 C・ジョーンズ、衣裳 S・ヒルファーティ)
2幕 本編 第2幕 約68分
休憩 特典映像 ◆インタビュー(D・ダムラウ) 約6分
◆インタビュー(Q・ケルシー)
休憩 客席映像(INTERMISSION) 約8分
特典映像 ◆次回作《アドリアーナ・ルクヴルール》出演者インタビュー(A・ネトレプコ) 約12分
◆2018-19シーズン予告
◆対談(指揮Y・ネゼ=セガン&MET総裁P・ゲルブ)
3幕 本編 第3幕 約36分
カーテンコール&クレジット 約8分
開映後上映時間:3時間25分

 

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