新演出

サン=サーンス《サムソンとデリラ》新演出

Saint-Saëns - Samson et dalila

上映期間
2018年1116日(金)~1122日(木)

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オペラ史上屈指の誘惑する女と破滅する英雄!ガランチャ&アラーニャ、二大スターの魅力爆発!

英雄サムソンを待ち受ける美女デリラの愛の罠!窮地に陥ったサムソンの最後の抵抗とは? 旧約聖書に基づくドラマティックな物語を絢爛たる音楽で綴った傑作が、ブロードウェイの寵児D・トレズニヤックの新演出で登場!2009年《カルメン》で旋風を巻き起こしたE・ガランチャ&R・アラーニャの伝説的カップルが、再び誘惑する女&破滅する男に扮して激突する話題作。オペラ史上最強の誘惑のアリア〈あなたの声に心は開く〉に蕩ける快楽を、あなたに。

指揮:
マーク・エルダー
演出:
ダルコ・トレズニヤック
出演:
エリーナ・ガランチャ、ロベルト・アラーニャ、ロラン・ナウリ、ディミトリ・ベロセルスキー、イルヒン・アズィゾフ
上映時間:
3時間24分(休憩2回)
MET上演日:
2018年10月20日
言語:
フランス語
※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。

《サムソンとデリラ》のあらすじ

旧約聖書の時代、ペリシテ人が支配するイスラエルのガザ。支配下に置かれていたヘブライ人の英雄で怪力の持ち主サムソンは、人々を鼓舞してガザの太守を殺す。ペリシテ人の美女デリラは、復讐のためにサムソンを誘惑し、怪力の秘密が彼の長い髪にあることを聞き出した。デリラに裏切られ、怪力のもとである髪を切られたサムソンは、ペリシテ人に捕らえられ、目を潰されてさらし者にされる。サムソンが神に許しを求めて祈ると奇跡が起き…。  text by 加藤浩子

キャスト&スタッフ

  • マーク・エルダー

    Sir Mark Elder

    《指揮》

     

    マーク・エルダー

    Sir Mark Elder

    《指揮》

    オペラ、オーケストラ双方で評価の高いイギリスのベテラン指揮者。1947年ヘクサン生まれ。79年から93年までイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督を務め、名声を確立した。現在、マンチェスターのハレ管弦楽団の音楽監督を務める。LVは16-17《ルサルカ》に登場し、好評を博した。

  • ダルコ・トレズニヤック

    Darko Tresnjak

    《演出》

     

    ダルコ・トレズニヤック

    Darko Tresnjak

    《演出》

    今ブロードウェイでもっとも熱い視線を浴びる演出家のひとり。セルビア生まれ。2014年『紳士のための愛と殺人の手引き』でトニー賞を、15年『殺人者』でオビー賞を受賞。ミュージカルからシェイクスピア、オペラまで活動範囲は幅広く、ロサンゼルス・オペラでP・ドミンゴ主演の《マクベス》などを演出している。

  • エリーナ・ガランチャ

    Elīna Garanča

    《デリラ》

     

    エリーナ・ガランチャ

    Elīna Garanča

    《デリラ》

    メゾソプラノ

    映画女優を思わせる気品のある美貌とスタイリッシュな美声、完璧な技術、卓越した表現力で世界を魅了するメゾのプリマ。1976年ラトヴィアの音楽一家に生まれる。2003年ウィーン国立歌劇場とザルツブルク音楽祭にデビューし、国際的に飛躍。METの09-10《カルメン》はLVもされ、伝説的な成功を収めた。ベルカントを振り出しに、昨今は劇的な役柄へとシフトしている。

  • ロベルト・アラーニャ

    Roberto Alagna

    《サムソン》

     

    ロベルト・アラーニャ

    Roberto Alagna

    《サムソン》

    テノール

    現代を代表するスター・テノール。シチリアの血を引く甘く明るい声に近年は強靭さが加わり、ドラマティックな役柄もこなす大テノールへと進化している。1963年パリ生まれ。キャバレーの歌手からオペラに転じ、90年スカラ座の《椿姫》、94年ロイヤル・オペラなど各地で大成功を収め、世界的スターへと躍り出た。METも常連でLV出演多数。今シーズンは《カルメン》にも出演。

  • ロラン・ナウリ

    Laurent Naouri

    《大祭司》

     

    ロラン・ナウリ

    Laurent Naouri

    《大祭司》

    バスバリトン

    バロックから現代作品、シリアスなものからコメディまで芸達者ぶりを発揮する、フランスを代表するバスバリトン。1964年パリ生まれ。92年ミヨーの《クリストフ・コロンボ》で成功を収めてスターダムに。夫人は名ソプラノのN・デセイで、2010年トリノ王立歌劇場来日公演《椿姫》でも共演。METLV出演は17-18《サンドリヨン》など。

  • ディミトリ・ベロセルスキー

    Dmitry Belosselskiy

    《ヘブライの長老》

     

    ディミトリ・ベロセルスキー

    Dmitry Belosselskiy

    《ヘブライの長老》

    バス

    世界でもっとも活躍している若手バスのひとり。重厚かつ輝かしい声を武器に、とりわけヴェルディの諸役で重用されている。1975年ウクライナ生まれ。モスクワのボリショイ劇場の専属ソリストを務めた後フリーとなり、R・ムーティの薫陶を受けて世界的な名声を獲得。2014年のローマ歌劇場日本公演で初来日を果たした。今シーズンは《アイーダ》でもLVに登場。

  • イルヒン・アズィゾフ

    Elchin Azizov

    《ガザの太守アビメレク》

     

    イルヒン・アズィゾフ

    Elchin Azizov

    《ガザの太守アビメレク》

    バリトン

    近年多くのオペラ歌手を輩出しているアゼルバイジャン生まれのバリトン。深くよく響くくっきりした美声で存在感を発揮している。2008年よりモスクワ、ボリショイ劇場の専属ソリストとして活躍。LVもされた《イオランタ》で15年METデビュー。今シーズンは本作を含め3作品でMETの舞台を踏む。

タイムテーブル

 

時刻の目安 項目 時間
開映前映像 CM&客席映像 約5分
1幕 本編 ◆オープニング・解説(S・グラハム) 約51分
第1幕
休憩 特典映像 ◆インタビュー(R・アラーニャ) 約12分
◆インタビュー(演出家 D・トレズニヤック、衣裳デザイン L・チョー、美術 A・ドッジ)
◆インタビュー(MET合唱指揮 D・パランボ)
休憩 客席映像(INTERMISSION) 約10分
特典映像 ◆M・カバリエ 追悼映像 約5分
◆インタビュー(指揮 M・エルダー)
2幕 本編 第2幕 約46分
休憩 特典映像 ◆インタビュー(E・ガランチャ) 約9分
◆次回作《西部の娘》出演者インタビュー(J・カウフマン)
休憩 客席映像(INTERMISSION) 約10分
特典映像 ◆次々回作《マーニー》インタビュー(I・レナード&衣裳デザイナー A・フィリップス) 約13分
◆2018-19シーズン予告
◆インタビュー(L・ナウリ)
3幕 本編 第3幕 約38分
カーテンコール&クレジット 約6分
開映後 上映時間:3時間20分

 

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