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オッフェンバック《ホフマン物語》
Les Contes d’Hoffmann - Offenbach
上映期間:
2024年11月8日(金)~11月14日(木)
※東劇のみ11/21(木)までの2週上映
タイムテーブルはこちら
叶わぬ恋を追い求める詩人ホフマン!名旋律溢れる幻想的なオペラを、フランス・オペラの星B・ベルナイムのエレガントな歌唱で!
失恋は芸術の糧となるのか?芸術家の永遠の命題をゴージャスな音楽で描くオッフェンバックの名作!フランス・オペラの星B・ベルナイムのホフマンはエレガンスの極み。〈ホフマンの舟歌〉などの名曲を、超絶のコロラトゥーラE・モーリー、煌びやかな高音P・イェンデ、コケットリーなC・マルゲーヌらが競演する。B・シャーのカラフルな演出とオペラの名舵手M・アルミリアートの指揮で、最高にロマンティックなひとときを。
- 指揮:
- マルコ・アルミリアート
- 演出:
- バートレット・シャー
- 出演:
- ベンジャマン・ベルナイム、エリン・モーリー、プレティ・イェンデ、クレモンティーヌ・マルゲーヌ、ヴァシリーサ・ベルジャンスカヤ、アーロン・ブレイク、クリスチャン・ヴァン・ホーン
- 上映時間:
- 3時間58分(休憩2回)
- MET上演日:
- 2024/10/5
- 言語:
- フランス語
- ※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。
《ホフマン物語》のあらすじ

19世紀のドイツ。酔いどれ詩人のホフマンは、恋人の歌姫ステラを待つ間に自分の悲しい恋を物語る。機械人形とも知らず恋してしまったオランピア、病弱なのに歌いすぎ、命を落としたアントニア、策略を弄してホフマンの影を奪った娼婦ジュリエッタ。実は彼女たちは悪魔の化身のような男に操られていたのだが、ホフマンはそのことを知らない。そしてステラとの恋にも、邪魔が入ろうとしていた・・・。
プロローグ
芸術の女神ミューズは詩人ホフマンを見守るため、彼の親友ニクラウスに姿を変える。
ホフマンは恋人である歌姫ステラの舞台が終わるまで酒場で学生たちと酒を飲んでいる。酔いが回り、ホフマンは失った3つの恋を語りだす。
第1幕
ホフマンは物理学者スパランザーニの家で娘オランピアを見初める。夜会が始まり、オランピアは見事な歌を披露する。愛を告白したホフマンはオランピアと踊るが、彼女は謎の男コッペリウスに壊されてしまう。オランピアは機械人形だったのだ。
第2幕
歌手志望のアントニアは父親に歌を禁じられている。歌手だった母が歌で命を落としたためだ。しかし医師のミラクル博士が診察に訪れ、アントニアをそそのかして歌わせる。母の亡霊も現れて歌い、歌い続けたアントニアはついに死んでしまう。
第3幕
魔術師ダペルトゥットが高級娼婦ジュリエッタにホフマンの鏡像を奪うように命令する。ジュリエッタの虜になったホフマンは恋敵シュレーミルと決闘し勝利するが、ジュリエッタはホフマンの鏡像を盗り姿を消す。
エピローグ
3つの失恋を語り終えたホフマンは酔いつぶれ、舞台を終えたステラをも失う。そのときミューズが本来の姿で現れ、ホフマンの苦しみを鎮め祝福を与える。
作品解説・あらすじ概要執筆:加藤浩子(音楽評論家)
キャスト&スタッフ
-
マルコ・アルミリアート
Marco Armiliato
《指揮》
マルコ・アルミリアート
Marco Armiliato
《指揮》
楽譜を深く読み込み、作品の潜在力を余すことなく引き出す指揮者。1967年にジェノヴァで生まれ、L・パヴァロッティと共演して注目され、1995年にウィーン国立歌劇場にデビュー後、1998年、《ラ・ボエーム》でMETデビュー。以後、METでは頻繁に指揮しており、このLVでちょうど500公演目になった。世界中の主要歌劇場や音楽祭の常連で、ウィーン国立歌劇場からは名誉会員の称号を贈られる。LV21-22《トゥーランドット》や22-23《フェドーラ》も名演だった。
-
バートレット・シャー
Bartlett Sher
《演出》
バートレット・シャー
Bartlett Sher
《演出》
息をのむほど美しい舞台と、現代人が心底共感できるドラマを両立させる演出家。1959年にサンフランシスコで生まれた。演劇畑を歩み、ブロードウェイではトニー賞に9回ノミネートされ、2008年に『南太平洋』でミュージカル最優秀演出賞。オペラ演出でもニューヨーク・タイムズ紙に「もっとも独創的で刺激的な一人」と評された。LV21-22の《リゴレット》や23-24の《ロメオとジュリエット》などMETの名演出も数多い。今季のLVは《セヴィリャの理髪師》も。
-
ベンジャマン・ベルナイム
Benjamin Bernheim
《ホフマン》
ベンジャマン・ベルナイム
Benjamin Bernheim
《ホフマン》
テノール
フランス・オペラに求められる甘美なやわらかさが完璧に備わり、美しすぎるほどの仏語で歌う稀有なテノール。1985年にパリで生まれてジュネーブで育ち、幼少期からヴァイオリンとピアノを学ぶ。声楽は10歳で始め、ローザンヌで研鑽を積み、2010年にチューリッヒ歌劇場へ入団。以後、次第に欧米の一流歌劇場を席巻した。LV23-24の《ロメオとジュリエット》では、フランス・オペラの鑑というべき美しい理想の歌唱で、圧倒的な印象を残した。
-
エリン・モーリー
Erin Morley
《オランピア》
エリン・モーリー
Erin Morley
《オランピア》
ソプラノ
光沢のあるきめ細やかな声を伸びやかに響かせ、超高音まで一分の隙もなくコントロールできるソプラノ。1980年にソルトレークシティの音楽一家に生まれ、NYジュリアード音楽院で学んだ。METのリンデマン若手アーティスト育成プログラムで研鑽を積み、2008年のMETデビュー後は、13-14の《ばらの騎士》のゾフィー役で圧倒的な印象を残した。LV22-23の《魔笛》パミーナ役の名唱が記憶に新しいが、オランピア役に必要なコロラトゥーラも十八番だ。
-
プレティ・イェンデ
Pretty Yende
《アントニア&ステラ》
プレティ・イェンデ
Pretty Yende
《アントニア&ステラ》
ソプラノ
バネがある硬質でつややかな声を、どんな音域でも燦然と輝かせるソプラノ。傑出した声とその制御力が完璧に両立している。1985年、南アフリカ生まれ。ミラノ・スカラ座の研修所等を経て、P・ドミンゴ主宰のオペラリアなど数々の世界的コンクールで優勝。短い期間で世界中の主要劇場を席巻した。METデビューは12-13《オリー伯爵》で、F・D・フローレスと共演。LV18-19の《連隊の娘》などで強い印象を残している。2024年に初来日した。
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クレモンティーヌ・マルゲーヌ
Clémentine Margaine
《ジュリエッタ》
クレモンティーヌ・マルゲーヌ
Clémentine Margaine
《ジュリエッタ》
メゾソプラノ
深くやわらかい声、美しいフランス語、卓越した感情表現で快進撃を続けるメゾソプラノ。1984年に仏ナルボンヌで生まれ、パリ音楽院で学ぶ。修了後、ベルリン・ドイツ・オペラに所属し、とりわけ《カルメン》の題名役が評価され、世界の主要歌劇場に進出。METデビューも16-17の《カルメン》で、LV18-19の《カルメン》に登場し、美貌や堂々たる演技もふくめ絶賛された。フランス・オペラのメゾソプラノとしては世界でも比類ない存在だ。
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ヴァシリーサ・ベルジャンスカヤ
Vasilisa Berzhanskaya
《ニクラウス&ミューズ》
ヴァシリーサ・ベルジャンスカヤ
Vasilisa Berzhanskaya
《ニクラウス&ミューズ》
メゾソプラノ
想像を超える幅広い音域で高度なテクニックを発揮する、メゾソプラノを超えたメゾソプラノ。1993年、コーカサス山脈の麓エセントゥキで生まれ、キャリア初期はソプラノとして《魔笛》夜の女王役なども歌った。2015~17年にボリショイ劇場に所属し、メゾソプラノに転向。その後、ペーザロのロッシーニ・アカデミーやザルツブルク音楽祭若手歌手プロジェクトに参加。バロックやベルカントからロシア作品まで幅広く歌う。今回がMETデビュー。
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クリスチャン・ヴァン・ホーン
Christian Van Horn
《4人の悪役》
クリスチャン・ヴァン・ホーン
Christian Van Horn
《4人の悪役》
バスバリトン
力まずに発する圧倒的美声と明瞭な響きを誇る高貴なバスバリトン。NYロックヴィル・センターで生まれ、2003年にMETナショナル・カウンシル・オーディションで優勝。08年にザルツブルク音楽祭にデビュー後、バイエルン国立歌劇場に所属した。METデビューは13年、《ファルスタッフ》のピスト―ラ役。LVも17-18《魔笛》、21-22《ランメルモールのルチア》など出演多数。24年はMETオーケストラと来日し、《青ひげ公の城》の題名役で圧巻の名唱を聴かせた。
-
マルコ・アルミリアート
Marco Armiliato
《指揮》
マルコ・アルミリアート
Marco Armiliato
《指揮》
楽譜を深く読み込み、作品の潜在力を余すことなく引き出す指揮者。1967年にジェノヴァで生まれ、L・パヴァロッティと共演して注目され、1995年にウィーン国立歌劇場にデビュー後、1998年、《ラ・ボエーム》でMETデビュー。以後、METでは頻繁に指揮しており、このLVでちょうど500公演目になった。世界中の主要歌劇場や音楽祭の常連で、ウィーン国立歌劇場からは名誉会員の称号を贈られる。LV21-22《トゥーランドット》や22-23《フェドーラ》も名演だった。
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バートレット・シャー
Bartlett Sher
《演出》
バートレット・シャー
Bartlett Sher
《演出》
息をのむほど美しい舞台と、現代人が心底共感できるドラマを両立させる演出家。1959年にサンフランシスコで生まれた。演劇畑を歩み、ブロードウェイではトニー賞に9回ノミネートされ、2008年に『南太平洋』でミュージカル最優秀演出賞。オペラ演出でもニューヨーク・タイムズ紙に「もっとも独創的で刺激的な一人」と評された。LV21-22の《リゴレット》や23-24の《ロメオとジュリエット》などMETの名演出も数多い。今季のLVは《セヴィリャの理髪師》も。
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ベンジャマン・ベルナイム
Benjamin Bernheim
《ホフマン》
ベンジャマン・ベルナイム
Benjamin Bernheim
《ホフマン》
テノール
フランス・オペラに求められる甘美なやわらかさが完璧に備わり、美しすぎるほどの仏語で歌う稀有なテノール。1985年にパリで生まれてジュネーブで育ち、幼少期からヴァイオリンとピアノを学ぶ。声楽は10歳で始め、ローザンヌで研鑽を積み、2010年にチューリッヒ歌劇場へ入団。以後、次第に欧米の一流歌劇場を席巻した。LV23-24の《ロメオとジュリエット》では、フランス・オペラの鑑というべき美しい理想の歌唱で、圧倒的な印象を残した。
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エリン・モーリー
Erin Morley
《オランピア》
エリン・モーリー
Erin Morley
《オランピア》
ソプラノ
光沢のあるきめ細やかな声を伸びやかに響かせ、超高音まで一分の隙もなくコントロールできるソプラノ。1980年にソルトレークシティの音楽一家に生まれ、NYジュリアード音楽院で学んだ。METのリンデマン若手アーティスト育成プログラムで研鑽を積み、2008年のMETデビュー後は、13-14の《ばらの騎士》のゾフィー役で圧倒的な印象を残した。LV22-23の《魔笛》パミーナ役の名唱が記憶に新しいが、オランピア役に必要なコロラトゥーラも十八番だ。
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プレティ・イェンデ
Pretty Yende
《アントニア&ステラ》
プレティ・イェンデ
Pretty Yende
《アントニア&ステラ》
ソプラノ
バネがある硬質でつややかな声を、どんな音域でも燦然と輝かせるソプラノ。傑出した声とその制御力が完璧に両立している。1985年、南アフリカ生まれ。ミラノ・スカラ座の研修所等を経て、P・ドミンゴ主宰のオペラリアなど数々の世界的コンクールで優勝。短い期間で世界中の主要劇場を席巻した。METデビューは12-13《オリー伯爵》で、F・D・フローレスと共演。LV18-19の《連隊の娘》などで強い印象を残している。2024年に初来日した。
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クレモンティーヌ・マルゲーヌ
Clémentine Margaine
《ジュリエッタ》
クレモンティーヌ・マルゲーヌ
Clémentine Margaine
《ジュリエッタ》
メゾソプラノ
深くやわらかい声、美しいフランス語、卓越した感情表現で快進撃を続けるメゾソプラノ。1984年に仏ナルボンヌで生まれ、パリ音楽院で学ぶ。修了後、ベルリン・ドイツ・オペラに所属し、とりわけ《カルメン》の題名役が評価され、世界の主要歌劇場に進出。METデビューも16-17の《カルメン》で、LV18-19の《カルメン》に登場し、美貌や堂々たる演技もふくめ絶賛された。フランス・オペラのメゾソプラノとしては世界でも比類ない存在だ。
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ヴァシリーサ・ベルジャンスカヤ
Vasilisa Berzhanskaya
《ニクラウス&ミューズ》
ヴァシリーサ・ベルジャンスカヤ
Vasilisa Berzhanskaya
《ニクラウス&ミューズ》
メゾソプラノ
想像を超える幅広い音域で高度なテクニックを発揮する、メゾソプラノを超えたメゾソプラノ。1993年、コーカサス山脈の麓エセントゥキで生まれ、キャリア初期はソプラノとして《魔笛》夜の女王役なども歌った。2015~17年にボリショイ劇場に所属し、メゾソプラノに転向。その後、ペーザロのロッシーニ・アカデミーやザルツブルク音楽祭若手歌手プロジェクトに参加。バロックやベルカントからロシア作品まで幅広く歌う。今回がMETデビュー。
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クリスチャン・ヴァン・ホーン
Christian Van Horn
《4人の悪役》
クリスチャン・ヴァン・ホーン
Christian Van Horn
《4人の悪役》
バスバリトン
力まずに発する圧倒的美声と明瞭な響きを誇る高貴なバスバリトン。NYロックヴィル・センターで生まれ、2003年にMETナショナル・カウンシル・オーディションで優勝。08年にザルツブルク音楽祭にデビュー後、バイエルン国立歌劇場に所属した。METデビューは13年、《ファルスタッフ》のピスト―ラ役。LVも17-18《魔笛》、21-22《ランメルモールのルチア》など出演多数。24年はMETオーケストラと来日し、《青ひげ公の城》の題名役で圧巻の名唱を聴かせた。
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マルコ・アルミリアート
Marco Armiliato
《指揮》
マルコ・アルミリアート
Marco Armiliato
《指揮》
楽譜を深く読み込み、作品の潜在力を余すことなく引き出す指揮者。1967年にジェノヴァで生まれ、L・パヴァロッティと共演して注目され、1995年にウィーン国立歌劇場にデビュー後、1998年、《ラ・ボエーム》でMETデビュー。以後、METでは頻繁に指揮しており、このLVでちょうど500公演目になった。世界中の主要歌劇場や音楽祭の常連で、ウィーン国立歌劇場からは名誉会員の称号を贈られる。LV21-22《トゥーランドット》や22-23《フェドーラ》も名演だった。
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バートレット・シャー
Bartlett Sher
《演出》
バートレット・シャー
Bartlett Sher
《演出》
息をのむほど美しい舞台と、現代人が心底共感できるドラマを両立させる演出家。1959年にサンフランシスコで生まれた。演劇畑を歩み、ブロードウェイではトニー賞に9回ノミネートされ、2008年に『南太平洋』でミュージカル最優秀演出賞。オペラ演出でもニューヨーク・タイムズ紙に「もっとも独創的で刺激的な一人」と評された。LV21-22の《リゴレット》や23-24の《ロメオとジュリエット》などMETの名演出も数多い。今季のLVは《セヴィリャの理髪師》も。
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ベンジャマン・ベルナイム
Benjamin Bernheim
《ホフマン》
ベンジャマン・ベルナイム
Benjamin Bernheim
《ホフマン》
テノール
フランス・オペラに求められる甘美なやわらかさが完璧に備わり、美しすぎるほどの仏語で歌う稀有なテノール。1985年にパリで生まれてジュネーブで育ち、幼少期からヴァイオリンとピアノを学ぶ。声楽は10歳で始め、ローザンヌで研鑽を積み、2010年にチューリッヒ歌劇場へ入団。以後、次第に欧米の一流歌劇場を席巻した。LV23-24の《ロメオとジュリエット》では、フランス・オペラの鑑というべき美しい理想の歌唱で、圧倒的な印象を残した。
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エリン・モーリー
Erin Morley
《オランピア》
エリン・モーリー
Erin Morley
《オランピア》
ソプラノ
光沢のあるきめ細やかな声を伸びやかに響かせ、超高音まで一分の隙もなくコントロールできるソプラノ。1980年にソルトレークシティの音楽一家に生まれ、NYジュリアード音楽院で学んだ。METのリンデマン若手アーティスト育成プログラムで研鑽を積み、2008年のMETデビュー後は、13-14の《ばらの騎士》のゾフィー役で圧倒的な印象を残した。LV22-23の《魔笛》パミーナ役の名唱が記憶に新しいが、オランピア役に必要なコロラトゥーラも十八番だ。
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プレティ・イェンデ
Pretty Yende
《アントニア&ステラ》
プレティ・イェンデ
Pretty Yende
《アントニア&ステラ》
ソプラノ
バネがある硬質でつややかな声を、どんな音域でも燦然と輝かせるソプラノ。傑出した声とその制御力が完璧に両立している。1985年、南アフリカ生まれ。ミラノ・スカラ座の研修所等を経て、P・ドミンゴ主宰のオペラリアなど数々の世界的コンクールで優勝。短い期間で世界中の主要劇場を席巻した。METデビューは12-13《オリー伯爵》で、F・D・フローレスと共演。LV18-19の《連隊の娘》などで強い印象を残している。2024年に初来日した。
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クレモンティーヌ・マルゲーヌ
Clémentine Margaine
《ジュリエッタ》
クレモンティーヌ・マルゲーヌ
Clémentine Margaine
《ジュリエッタ》
メゾソプラノ
深くやわらかい声、美しいフランス語、卓越した感情表現で快進撃を続けるメゾソプラノ。1984年に仏ナルボンヌで生まれ、パリ音楽院で学ぶ。修了後、ベルリン・ドイツ・オペラに所属し、とりわけ《カルメン》の題名役が評価され、世界の主要歌劇場に進出。METデビューも16-17の《カルメン》で、LV18-19の《カルメン》に登場し、美貌や堂々たる演技もふくめ絶賛された。フランス・オペラのメゾソプラノとしては世界でも比類ない存在だ。
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ヴァシリーサ・ベルジャンスカヤ
Vasilisa Berzhanskaya
《ニクラウス&ミューズ》
ヴァシリーサ・ベルジャンスカヤ
Vasilisa Berzhanskaya
《ニクラウス&ミューズ》
メゾソプラノ
想像を超える幅広い音域で高度なテクニックを発揮する、メゾソプラノを超えたメゾソプラノ。1993年、コーカサス山脈の麓エセントゥキで生まれ、キャリア初期はソプラノとして《魔笛》夜の女王役なども歌った。2015~17年にボリショイ劇場に所属し、メゾソプラノに転向。その後、ペーザロのロッシーニ・アカデミーやザルツブルク音楽祭若手歌手プロジェクトに参加。バロックやベルカントからロシア作品まで幅広く歌う。今回がMETデビュー。
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クリスチャン・ヴァン・ホーン
Christian Van Horn
《4人の悪役》
クリスチャン・ヴァン・ホーン
Christian Van Horn
《4人の悪役》
バスバリトン
力まずに発する圧倒的美声と明瞭な響きを誇る高貴なバスバリトン。NYロックヴィル・センターで生まれ、2003年にMETナショナル・カウンシル・オーディションで優勝。08年にザルツブルク音楽祭にデビュー後、バイエルン国立歌劇場に所属した。METデビューは13年、《ファルスタッフ》のピスト―ラ役。LVも17-18《魔笛》、21-22《ランメルモールのルチア》など出演多数。24年はMETオーケストラと来日し、《青ひげ公の城》の題名役で圧巻の名唱を聴かせた。
プロフィール執筆:香原斗志(オペラ評論家)
上映劇場
- ※下記は、METライブビューイング シーズン上映の上映劇場です。
- ※座席指定券の発売スケジュールは各上映劇場にお問合せ下さい。
- ※すべて日本語字幕付き。
鑑賞料金
特別鑑賞
ムビチケカード3枚セット
9,600円(税込)
ムビチケカードとは?
ネットで座席指定ができる通常料金よりお得な前売券!
- 販売期間:2024年8月23日(金)~2025年7月16日(水)
- 販売場所:各上映劇場、歌舞伎座、新橋演舞場、大阪松竹座、南座、「メイジャー」、「MOVIE WORKER STORE」にて販売中!
- [歌舞伎座、新橋演舞場、南座、大阪松竹座はムビチケカードの購入時現金決済のみ。映画館での決済方法は、各映画館により異なります。]
- ※2024-25シーズン8作品のみに使用可。※数量限定 ※ご購入当日にはご利用いただけませんので、事前にお買い求めください。※ご覧になる映画館の座席指定券との交換が必要です。※劇場窓口、自動券売機、インターネット(各上映映画館のHP)から座席指定が可能です。※一部、自動券売機、インターネットで座席指定できない劇場がございますのでご了承ください。
- ◎詳しいご利用方法はムビチケウェブサイトの「ご利用ガイド」をご覧ください。
- ○ムビチケカードに関するお問い合せ先:お問い合わせフォーム
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半券1枚につきお一人様1回限り有効。
- ※劇場が異なるとリピーター割引がご利用できない場合がございます。
- 通常料金より割引適用のされている鑑賞済み座席指定券・および各種ご招待券利用時の鑑賞済み半券は利用不可。
METライブビューイング
2024-25
ラインナップ