ひたむきな「愛」のかたちに涙が止まらない!東洋美を極めた演出と注目の歌手で味わう不朽の悲劇!
米国士官との一時の契約を真実の恋と信じた長崎の芸者蝶々さん!愛する「夫」の帰りをひたむきに待つ彼女の運命は?健気な女性の一途な恋心を繊細にして劇的な音楽で綴った愛の名作が、東洋美を極めた演出と注目のキャストで登場!圧倒的な美声と存在感で世界を魅了する新世代のスターA ・グリゴリアンが歌う「ある晴れた日に」は必聴!次世代のプッチーニ・テノールJ・テテルマン、注目の女性揮者X・ジャンらが奏でる不朽の名作に、オペラに涙する快楽を。
- 指揮:
- シャン・ジャン
- 演出:
- アンソニー・ミンゲラ
- 出演:
- アスミック・グリゴリアン、ジョナサン・テテルマン、エリザベス・ドゥショング、ルーカス・ミーチェム
- 上映時間:
- 3時間18分 (休憩1回)
- MET上演日:
- 2024年5月11日
- 言語:
- イタリア語
- ※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。
《蝶々夫人》のあらすじ
19世紀末の長崎。駐屯しているアメリカ海軍の士官ピンカートンは、斡旋屋ゴローの仲介で芸者の蝶々さんと「結婚」する。だがこの「結婚」は契約で、いつでも解約できる、つまり蝶々さんは現地妻だった。しかし蝶々さんはうすうすそれを知りつつ、ピンカートンを本気で愛してしまう。ピンカートンがアメリカに戻って3年が経った。その間に彼の子供を生んでいた蝶々さんは、ピンカートンの帰りを待ち続ける。ついにある日、ピンカートンを乗せた船が長崎に着くが…。 text by 加藤浩子