運命の力に翻弄される恋人たち!名旋律渦巻くヴェルディの傑作をスリリングな演出とライジングスターで堪能!
運命の力に翻弄される恋人たちに、復讐の影が迫る!ヒロインは父の呪いから逃れることができるのか?有名な「序曲」から名アリア「神よ平和を与えたまえ」まで名旋律渦巻くヴェルディの傑作が、鬼才M・トレリンスキの演出でスリリングな現代オペラに!驚異の新星L・ダーヴィドセン、強靭な美声のB・ジェイドらライジングスターの共演も贅沢。Y・ネゼ=セガンが「運命のテーマ」を奏でる時、壮大な運命の歯車が回り始める!
- 指揮:
- ヤニック・ネゼ=セガン
- 演出:
- マリウシュ・トレリンスキ
- 出演:
- リーゼ・ダーヴィドセン、ブライアン・ジェイド、イーゴル・ゴロヴァテンコ、ユディット・クタージ、パトリック・カルフィッツィ
- 上映時間:
- 4時間15分 (休憩2回)
- MET上演日:
- 2024年3月9日
- 言語:
- イタリア語
- ※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。
《運命の力》のあらすじ
18世紀半ば(本演出では戦時下の現代)。ヴァルガス家の令嬢レオノーラは敵方のドン・アルヴァーロと恋に落ち、駆け落ちを計画するが、父に見つかってしまう。揉み合ううちにアルヴァーロの鉄砲が暴発し、父は絶命。恋人たちは逃避行の途中で別れ別れになり、レオノーラは修道院の奥の洞窟に身を隠し、アルヴァーロは軍隊に入る。レオノーラの兄ドン・カルロは、父の仇として二人を追う。カルロとの決闘を逃れたアルヴァーロは修道院に入るが、そこはなんとレオノーラが隠れ住む場所でもあった。カルロに追い詰められた恋人たちはついに再会を果たすが…。text by 加藤浩子