オペラの「表」と「裏」が一度にわかる洒脱な名作!笑えて泣ける極上の人間模様!
オペラ上演の準備に追われる作曲家たちに降りかかるパトロンの無理難題!シリアスなオペラとコメディを一つにする離れ技はどこに?オペラ史上屈指のゴールデンコンビ、R・シュトラウス&劇作家ホーフマンスタールの一作で二度美味しい名作が、ライブビューイングに初登場!貴族の館と神話世界を行き来するE・モシンスキーの演出、ベテランM・ヤノフスキの流麗な指揮、L・ダーヴィドセン、B・レイら第一線のシュトラウス歌いたちが魅せる18世紀ウィーンに、ようこそ。
- 指揮:
- マレク・ヤノフスキ
- 演出:
- エライジャ・モシンスキー
- 出演:
- リーゼ・ダーヴィドセン、ブレンダ・レイ、イザベル・レナード、ブランドン・ジョヴァノヴィッチ、ヨハネス・マルティン・クレンツレ、ヴォルフガング・ブレンデル
- 上映時間:
- 2時間55分(休憩1回)
- MET上演日:
- 2022年3月12日
- 言語:
- ドイツ語
- ※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。
《ナクソス島のアリアドネ》のあらすじ
18世紀前半のウィーン。ある貴族の館。これから上演されるオペラ《ナクソス島のアリアドネ》を監督している音楽教師は、パトロンである当主から真面目すぎるオペラに息抜きを入れるよう命じられる。プリマドンナやツェルビネッタら出演者は不満を漏らし、作曲家は絶望するが、パトロンには逆らえない。
オペラが始まる。恋人に棄てられ、ナクソス島に置き去りにされたアリアドネを喜劇役者たちが慰めるが、美しい若者バッカスが現れ…。
text by 加藤浩子