MET初演

テレンス・ブランチャード《Fire Shut Up in My Bones》

Fire Shut Up in My Bones - Terence Blanchard

上映期間
2022年128日(金)~23日(木)

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子供時代のトラウマと闘う青年の魂の旅!ジャズと映画音楽の大御所による新作オペラが新たなる伝説を創る!

子供時代に受けた性暴力のトラウマを背負った青年が、今、魂の浄化への旅に出る!黒人コラムニストのベストセラー自伝に基づいた、MET史上初の黒人作曲家による新作オペラ!ジャズ界の大御所にして映画音楽の大家T・ブランチャードが紡ぐ七色の音楽を、A・ブルー、L・ムーアら心動かす黒人歌手たちが歌い上げる。《ポーギーとベス》で絶賛を博したJ・ロビンソンとC・A・ブラウンの演出に、MET音楽監督Y・ネゼ=セガンのタッグで、MET新時代の幕が上がる!

指揮:
ヤニック・ネゼ=セガン
演出:
ジェイムズ・ロビンソン&カミール・A・ブラウン
出演:
ウィル・リバーマン、エンジェル・ブルー、ラトニア・ムーア
上映時間:
3時間26分(休憩1回)
MET上演日:
2021/10/23
言語:
英語
※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。

《Fire Shut Up in My Bones》のあらすじ

現代のアメリカ、ルイジアナ。青年チャールズは、実家に向かって車を走らせている。後部座席には「復讐」のための銃があった。チャールズは、7歳の時に従兄のチェスターから受けた性暴力のトラウマに苦しんでいたのだ。奨学金を受けて大学に入り、ようやくできた恋人のグレタに過去を打ち明けるが、グレタにはすでに別の男性がいた。絶望したチャールズは、母のビリーからチェスターが戻っていると聞き、復讐を思い立ったのだが…。 text by 加藤浩子

キャスト&スタッフ

  • ヤニック・ネゼ=ゼガン

    Yannick Nézet-Séguin

    《指揮》

     

    ヤニック・ネゼ=ゼガン

    Yannick Nézet-Séguin

    《指揮》

    現代におけるもっともエキサイティングでエネルギッシュな指揮者の一人。1975年モントリオール生まれ。合唱指揮者としてキャリアを始め、2009年《カルメン》でMETデビュー、鮮烈な指揮でセンセーションを巻き起こす。18年MET音楽監督に就任。フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督も兼ねる。LV作品多数。今シーズンのLVは 《エウリディーチェ》《ドン・カルロス》にも登場。

  • ジェイムズ・ロビンソン

    James Robinson

    《共同演出》

     

    ジェイムズ・ロビンソン

    James Robinson

    《共同演出》

    1963年マンチェスター生まれの演出家で、セントルイス・オペラの芸術監督を務める。MET 2019-20シーズンの《ポーギーとベス》でカミール・A・ブラウンとタッグを組み、大きな話題を呼んだ。

  • カミール・A・ブラウン

    Camille A. Brown

    《共同演出》

     

    カミール・A・ブラウン

    Camille A. Brown

    《共同演出》

    1979年ニューヨーク生まれ。ブロードウェイで大活躍のダンサー・振付師。MET 2019-20シーズンの《ポーギーとベス》でジェイムズ・ロビンソンとタッグを組み、大きな話題を呼んだ。

  • ウィル・リバーマン

    Will Liverman

    《バリトン》

     

    ウィル・リバーマン

    Will Liverman

    《バリトン》

    チャールズ

    明るくよく通るパワフルな声、力強い響きで注目を集める若手バリトン。1989年シカゴ生まれ。METデビューは2018年《マーニー》のフリート役。21年2月、黒人作曲家の作品にフォーカスしたファーストアルバム『Dreams of a New Day』がヒット。本役はセントルイス歌劇場における世界初演でも歌い、絶賛を博している。

  • エンジェル・ブルー

    Angel Blue

    《ソプラノ》

     

    エンジェル・ブルー

    Angel Blue

    《ソプラノ》

    運命/孤独/グレタ

    明るく魅惑的な高音域、スモーキーでフェミニンな音色、ミス・コンテストに選ばれた美貌で人気絶大のソプラノ。1984年ロサンゼルス生まれ。「オペラリア」コンクール2位など受賞多数。METデビューは2017年《ラ・ボエーム》のミミ。19-20《ポーギーとベス》ベス役で、LVを通して世界を魅了した。

  • ラトニア・ムーア

    Latonia Moore

    《ソプラノ》

     

    ラトニア・ムーア

    Latonia Moore

    《ソプラノ》

    ビリー

    豊麗でドラマティックな声と豊かな感性で魅了するソプラノ。1979年ヒューストン生まれ。ジャズとゴスペルを学んだ後、クラシックに転向。2000年METのオーディションに合格し、前後して数々のコンクールに入賞。12年《アイーダ》のタイトルロールを歌ってMETデビュー。LV上映は19-20《ポーギーとベス》のセリナ役など。

  • ウォルター・ラッセル3世

    Walter Russell Ⅲ

     

    ウォルター・ラッセル3世

    Walter Russell Ⅲ

    チャールズ坊や

    2008年ニューヨーク、ハーレム生まれ。ディズニー・ミュージカル『ライオンキング』の全米ツアーに参加。20年ブロードウェイにデビュー。22年に初演されるミュージカル『MJ: The Musical』に出演予定。国立ダンス研究所でダンスのトレーニングを受けており、高いダンス能力も評価されている。

タイムテーブル

 

時刻の目安 項目 時間
開映前映像 CM&客席映像 約5分
1幕 本編 ◆ドキュメント映像(原作者 C・M・ブロー) 約78分
◆オープニング・解説(A・マクドナルド)
◆インタビュー(作曲家 T・ブランチャード)
第1幕
休憩 特典映像 ◆インタビュー(演出家 J・ロビンソン) 約14分
◆インタビュー(W・リバーマン&W・ラッセル3世)
◆インタビュー(MET音楽監督 Y・ネゼ=セガン)
休憩 客席映像(INTERMISSION) 約10分
特典映像 ◆インタビュー(社交クラブ「カッパ・アルファ・プサイ」

会長R・シェルトン)

約8分
◆インタビュー(A・ブルー&L・ムーア)
2幕 本編 第2幕 約82分
カーテンコール&クレジット 約9分
上映時間: 約3時間26分

 

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