ロッシーニ《セヴィリャの理髪師》

Il Barbiere di Siviglia - Rossini

上映期間
2021年618日(金)~624日(木)

※東劇のみ7/1(木)までの2週上映

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若き伯爵が企てた恋人救出作戦の結末やいかに?現代最高のベルカントカップルが歌い上げる喜劇オペラの最高峰!

若き伯爵が企てた恋人救出作戦が巻き起こすドタバタ騒動!「セヴィリャの理髪師」ことフィガロの助太刀は吉か凶か?B ・シャーのおしゃれな演出でよみがえる、喜劇オペラの最高峰!現代最高のベルカントテノール J・D・フローレスが歌う幕切れの大アリアでは、超絶技巧と超高音の陶酔が押し寄せる!温かみのある声とチャーミングな存在感のJ・ディドナート、活力溢れるP・マッテイと共演陣も完璧だ。名匠M・ベニーニが導く理想の喜劇オペラへ、ようこそ。

指揮:
マウリツィオ・ベニーニ
演出:
バートレット・シャー
出演:
ジョイス・ディドナート、フアン・ディエゴ・フローレス、ペーター・マッテイ、ジョン・デル・カルロ、ジョン・レリエ
上映時間:
3時間21分(休憩1回)
MET上演日:
2007年3月24日
言語:
イタリア語
※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。

《セヴィリャの理髪師》のあらすじ

18世紀のスペイン、セヴィリャ。プラドで見初めた町娘ロジーナを追ってやってきたアルマヴィーヴァ伯爵は、彼女が後見人のバルトロの家で籠の鳥状態になっていることを知る。町の名物男で理髪師をやっている旧知のフィガロと再会した伯爵は、フィガロを相棒にロジーナを助け出そうと決心。フィガロのアドヴァイスに従い、伯爵は酔っぱらいの兵隊や音楽教師に変装してバルトロ家に潜り込むが・・・。  text by 加藤浩子

キャスト&スタッフ

  • マウリツィオ・ベニーニ

    Maurizio Benini

    《指揮》

     

    マウリツィオ・ベニーニ

    Maurizio Benini

    《指揮》

    際立つ音楽性、流麗で躍動的な音楽作りで高く評価されるイタリアの名指揮者。特にベルカントオペラに定評がある。1952年ファエンツァ生まれ。92年ボローニャ歌劇場とスカラ座にデビュー。METには98年《愛の妙薬》でデビュー。LVでも2007年《セヴィリャの理髪師》をはじめ、《マリア・ストゥアルダ》《ロベルト・デヴェリュー》など多くの名演を残している。

  • バートレット・シャー

    Bartlett Sher

    《演出》

     

    バートレット・シャー

    Bartlett Sher

    《演出》

    アメリカを代表する名演出家。映画、演劇、ミュージカル、オペラで活躍。1959年サンフランシスコ生まれ。2008年、ミュージカル『南太平洋』のリバイバル演出でトニー賞受賞。METでも《セヴィリャの理髪師》をはじめ、《ホフマン物語》《オリー伯爵》《ロメオとジュリエット》などヒット作を連発。音楽と連動しつつ、美しく活気溢れる舞台は天下一品だ。

  • フアン・ディエゴ・フローレス

    Juan Diego Flórez

    《テノール》

     

    フアン・ディエゴ・フローレス

    Juan Diego Flórez

    《テノール》

    アルマヴィーヴァ伯爵

    J・カウフマンと並ぶ、21世紀を代表するテノールの大スター。輝かしい声、超絶技巧、しびれる高音、甘いビジュアルを武器に、ベルカントのレパートリーを中心に世界の歌劇場を席巻。近年のロッシーニ・オペラ復活の立役者のひとりでもある。1973年、ペルーのリマ生まれ。96年のロッシーニ音楽祭でオペラ・デビュー、センセーションを巻き起こした。METデビューは2002年《セヴィリャの理髪師》。《湖上の美人》《オリー伯爵》などLVでもお馴染み。

  • ジョイス・ディドナート

    Joyce DiDonato

    《メゾソプラノ》

     

    ジョイス・ディドナート

    Joyce DiDonato

    《メゾソプラノ》

    ロジーナ

    現代を代表する名メゾソプラノのひとり。しなやかで温かみをたたえた美声、完璧にコントロールされた超絶技巧、LVのホスト役でも示される知性で、とりわけバロックからベルカントの分野を得意とする。1969年カンザス生まれ。1998年頃からオペラの舞台で活躍を始め、2005年《フィガロの結婚》のケルビーノ役でMETデビュー。《サンドリヨン》《アグリッピーナ》《マリア・ストゥアルダ》などLV出演多数。

  • ペーター・マッテイ

    Peter Mattei

    《バリトン》

     

    ペーター・マッテイ

    Peter Mattei

    《バリトン》

    フィガロ

    芯のある、むらなくよく響く美声、長身を生かした舞台映えするステージプレゼンスで高い人気と実力を誇るスター・バリトン。とりわけドイツ・オペラの役柄に定評がある。1965年スウェーデン生まれ。METデビューは2002年《フィガロの結婚》のアルマヴィーヴァ伯爵。《エフゲニー・オネーギン》16-17 《パルシファル》他LV出演多数。

  • ジョン・デル・カルロ

    John Del Carlo

    《バスバリトン》

     

    ジョン・デル・カルロ

    John Del Carlo

    《バスバリトン》

    バルトロ

    アメリカを代表するバスバリトンの一人。美声と洒脱な演技で、特に喜劇的な役柄で母国を中心に高い人気を誇った。1951年サンフランシスコ生まれ。1973年にオペラデビュー。1993年《ニュルンベルクのマイスタージンガー》のコートナー役でMETデビューを果たし、以来20年以上にわたって300以上の公演に出演。故郷サンフランシスコのオペラハウスでも活躍した。2016年に急逝。LVでは今作の他、《ドン・パスクワーレ》10-11題名役で絶賛された。

  • ジョン・レリエ

    John Relyea

    《バスバリトン》

     

    ジョン・レリエ

    John Relyea

    《バスバリトン》

    ドン・バジリオ

    自在で輝かしい声、ハンサムなビジュアルで人気を博す、現代を代表するバスバリトンの一人。1972年、歌手の両親の元、カナダ、トロントに生まれ、フィラデルフィアのカーティス音楽院に学び、2003年にリチャード・タッカー賞を受賞。2000年のMETデビュー後、幅広いレパートリーで世界中の歌劇場で活躍。LVには《ファウストの劫罰》08-09等に出演。2011年MET来日公演の際《ラ・ボエーム》コッリーネ役を好演。

フォト&ムービー

タイムテーブル

 

時刻の目安 項目 時間
特別映像 特別ビデオメッセージ(J・D・フローレス、J・ディドナート) 約3分
上映前映像 客席映像&ポスター映像 約1分
1幕目
本編 解説 約96分
第1幕
休憩 特典映像 バックステージ映像&インタビュー 約12分
休憩 客席映像(INTERMISSION) 約15分
特典映像 バックステージ映像&インタビュー 約7分
2幕目 本編 第2幕 約65分
カーテンコール&クレジット 約6分
開映後上映時間:3時25分

 

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