古代エジプトの王アクナーテンの激動の生涯!音の迷宮と荘厳な演出が五感を虜にする!
平和を求めて宗教改革を断行した古代エジプト国王アクナーテン!新しい社会を築き、美しい王妃と愛の生活を営んだ若き王者の悲劇的な末路とは?ジャンルを超えて活躍する人気作曲家P・グラスの代表作がMETに進出。光り輝く花園のような音の迷宮が、P・マクダーモットのカラフルで荘厳な演出が五感を魅了する。神秘的な〈太陽賛歌〉は全曲のハイライト。歌舞伎にも出演経験のあるマルチなスターA・ロス・コスタンゾが、伝説のエジプト王を体当たりで演じる!
- 指揮:
- カレン・カメンセック
- 演出:
- フェリム・マクダーモット
- 出演:
- アンソニー・ロス・コスタンゾ、ジャナイ・ブリッジス、ディーセラ・ラルスドッティル
- 上映時間:
- 3時間39分 (休憩2回)
- MET上演日:
- 2019年11月23日
- 言語:
- 混合言語
- ※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。
《アクナーテン》のあらすじ
紀元前1300年代のエジプト。父であるアメンホテプ3世の死去に伴って即位したアメンホテプ4世は、太陽神アテンを唯一神とする一神教を宣言、「アテンの精神」を意味するアクナーテンと改名し、神官たちを排除して新しい都市を建設する。アクナーテンは美しい妃ネフェルティティと愛し合い、6人の娘をもうける。しかし追放された神官たちと古い宗教に慣れた国民の不満は高まり、やがてアクナーテン一家に反旗を翻すのだった。 text by 加藤浩子