冷酷な姫君の謎に挑む流浪の王子!METが誇る超豪華プロダクションを最高のキャストで!
求婚者に謎をかけ、解けないと処刑する残酷な皇女に恋した流浪の王子の運命やいかに?フィギュアスケートでおなじみの〈誰も寝てはならぬ〉からスペクタクルな大合唱まで、イタリア・オペラのすべてが詰まった名作がオープニングを飾る!名匠F・ゼフィレッリが遺した絢爛豪華なプロダクションはMETの貴重な財産。美声のドラマティック・ソプラノC・ガーキーが「氷の姫君」トゥーランドットを演じ、MET音楽監督Y・ネゼ=セガンが大オーケストラを沸かせる。METの《トゥーランドット》を観ずして、オペラを語るなかれ。
- 指揮:
- ヤニック・ネゼ=セガン
- 演出:
- フランコ・ゼフィレッリ
- 出演:
- クリスティーン・ガーキー、ユシフ・エイヴァゾフ、エレオノーラ・ブラット、ジェイムズ・モリス
- 上映時間:
- 3時間25分(休憩2回)
- MET上演日:
- 2019年10月12日
- 言語:
- イタリア語
- ※ スケジュールは余儀なく変更されることがございます。
《トゥーランドット》のあらすじ
伝説の時代の中国、北京。絶世の美女として知られる皇女トゥーランドットは、求婚者に謎をかけ、解けないと殺してしまう恐怖の姫君でもあった。戦に敗れて放浪していたダッタン国の王子カラフは、流れ着いた北京で、生き別れになっていた父ティムールと、父に従う女奴隷のリューに再会する。しかし再会の喜びも束の間、カラフは姿を現したトゥーランドットに魂を奪われてしまう。ティムールやリューの制止もきかず、カラフは謎解きに挑戦するが…。
text by 加藤浩子