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毎夏恒例の過去作一挙上映「アンコール上映」を記念し、《シンデレラ》上映の前に女優・紅ゆずるさんのスペシャルトークイベントが行われました！

元宝塚星組トップスターで、現在は女優として活躍する紅さんが「オペラは大変初心者ですが、感じたものをお話しできれば」と挨拶をし、トークが開始した。

オペラは映像で断片的にしか観たことがないという紅さん。今回の《シンデレラ》の感想として「めちゃくちゃ楽しかった。衣裳もかわいくてポップ、セットもかわいい。オペラという固定概念が完全に崩れた」と興奮して語った。「これまでは古典の難しいものというイメージがあったのですが、もっと色々と観ていかないともったいない」とオペラに関心を持った様子。

今回の《シンデレラ》のズボン役はどう感じたか？という質問には、「かわいいしかっこいいし母性本能をくすぐるから、皆さん絶対はまります」と太鼓判を押す。物語については「シンデレラ主軸の物語という印象があったが、王子様視点でも観られる物語だと感じた」と言い、新たな角度から楽しめたそう。

宝塚とズボン役の共通点としては、元男役トップスターの目線から「男性では出せないまろやかさ、女性が男性を演じるからこそのそれぞれの引き立ち方がある」と言い、ズボン役で王子を演じるエミリー・ダンジェロについて「現役のタカラジェンヌしか燕尾服は似合わないと思ってたけど……似合ってる。もう完璧。この方にハマりました」と絶賛した。

エミリー・ダンジェロが次シーズンで出演する《グラウンデッド 翼を折られたパイロット》も是非観たいと強く語り、トークイベントは終了した。