《運命の力》現地メディア評
2024年4月1日 月曜日
リーゼ・ダーヴィドセンが《運命の力》に光を。
洗練された歌唱。ダーヴィドセンのパフォーマンスは際立っており、輝くほどのすばらしさだ。また、ドン・アルヴァーロ役のテノール、ブライアン・ジェイドとドン・カルロ役のバリトン、イーゴル・ゴロヴァテンコは、惹きつけるような熱唱である。オーケストラの演奏も歌唱と同じくらいスリリングであり、演出もダイナミック。ヴェルディの愛と復讐のオペラをニューヨークで見事に演出した。★★★★★―――Financial Times
ソプラノ歌手がスターとしての地位を確立した。リーゼ・ダーヴィドセンは、このカンパニーのイタリアものレパートリーに参加し、瞬く間にあらゆる場面で聴きたい稀有な歌手となった。これほど寛大で、繊細で、 心に響くインパクトを持って歌うアーティストは、世界でも数少ない。彼女は、我々が感謝しなければならないほどの逸材と言えるだろう。絶好調のヤニック・ネゼ＝セガン指揮のもと、ダーヴィドセンは最高のキャストの一員となった。オーケストラの音はなめらかで力強く、コーラスも心に残るものだった。―――The New York Times
凄まじいパワーを放つソプラノ。聴衆の注意を引きつけ離さない確かなセンスで、彼女が歌っているときは、他のことはどうでもよくなるだろう。―――New York Magazine
