ジャズ作曲家・挾間美帆さんからテレンス・ブランチャード《Fire Shut Up in My Bones》にコメントが届きました!
米グラミー賞ラージ・ジャズ・アンサンブル部門にノミネートされるなど、ニューヨークのジャズ・シーンの最先端でご活躍されている、ジャズ作曲家の挾間美帆さんよりコメントが届きました!
オケピットに入った特別参加のジャズ・ミュージシャン達の名前をみて「どのくらいジャズっぽくなるかな」などとつまらない想像をした自身を叱りたい。物語の伝えるメッセージ、この国の辿ってきた歴史と遂にこのオペラがMETで上演されたことへの複雑な感動で、観終わった私は震えていた。
“うた”を聴くのでもなく、“中途半端なジャズっぽいオペラ”を観るのでもない。すぅっと耳馴染むような心地よいサウンドと共にひとりの男の壮絶な半生があなたの感情の奥底まで入り込んできて、大きなうねりとなる。様々なドラマあれど、このとてつもなく太く流れる壮大な抒情詩に呑み込まれ、あなたは何を感じるだろうか。
挾間美帆(ジャズ作曲家)
ジャズ界の大御所にして、映画音楽の大家テレンス・ブランチャードが手掛ける
《Fire Shut Up in My Bones》MET初演は1月28日(金)~2月3日(木)まで
全国の映画館で1週間限定上映!
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