《ノルマ》ニューヨーク現地評のご紹介
ソンドラ・ラドヴァノフスキーとジョイス・ディドナートは新演出の『ノルマ』で圧倒的な勝利を収めた。
息を呑む新演出の舞台で、ラドヴァノフスキーはすべての期待を上回る素晴らしい演唱を披露。
ディドナートの歌唱には言葉を失うほど魅了された。
会場は観客総立ちで拍手喝采が響き渡り、いつまでも鳴りやまなかった。―――Huffington Post
ラドヴァノフスキーは鮮烈で力強い歌唱と、魂のこもった演技でひときわ輝きを放っていた。
ディドナートの、とろけさせるような質感で深みのある歌声は、まさに、この役柄には理想的だろう。
ジョセフ・カレーヤの歌唱はつややかな光沢と燃えたぎるような激しさがあった。
D・マクヴィカーの演出により、次から次へと繰り広げられる場面の至るところから、このベッリーニのオペラの魅力が引き出されていた。―――New York Times
昨夜の公演で、ラドヴァノフスキーは究極のオペラの女王としての地位を確立した。
心を掴んで離さない、作品に対する深い洞察力のある演唱。
ディドナートは凛とした佇まいと琴線に触れる歌唱で、歌い始めた途端に会場中がぐっと引き込まれた。
―――New York Observer