日本が誇る伝統工芸品をお届けする、職人展。職人たちが丹精込めて生み出した品々を、職人による実演も併せてお楽しみ頂けます。
江戸和竿
竹釣竿の起源は、二百余年前の天明年間(1780年代)と伝えられています。 その当時、芝川流域を中心に良質の布袋竹(ほていちく)が多く自生しており、これを用いて竹竿の生産が始まり、製品の良さと、江戸という消費地を得たことで急速に発展しました。 その後2~3本に全部の竿が収納でき、持ち運びに便利な差込式継ぎ竿の技術が加えられ、現在の釣竿に見れるような製品が完成したのは、慶応年間(1865~8年)頃。以来、数多くの名品を生み出し、全国有数な産地を形成しました。熊野筆
日本を代表する筆の産地、広島県熊野で特別に誂えた化粧筆。ブラックマットな金具とハンドルにゴールドラインが入った上品で使いやすく、本当に必要な筆だけを取り揃えました。