あなたの考える文化とは、どのようなものでしょうか。その時代を包み込む空気。そこに生きる人々。人々を豊かにする生活。人々の心に宿る感動。そうした一つひとつがこの国を彩り、次の世代に受け継がれていく。私たち松竹では、文化をこのように考えています。例えばどこかの国を想像したとき、あなたの頭の中に真っ先に浮かぶのは、その国に生きる人々の言葉やアート、エンターテインメント、建築物などではないでしょうか。これは、世界中の人々が日本を想像する場合にも同じことが言えると思います。文化とは国の顔であり、人々の精神的支柱になるもの。そんな文化をつくり、広げ、支え、つないできたのが松竹という会社です。
松竹の仕事を語るうえで、伝統と革新は欠かせません。伝統とは、脈々と受け継がれた先人たちの知恵・技・経験の結晶である文化をいつの時代も華やかな存在とするべく、時代の変化にあわせて磨きをかけ、次の世代に受け継いでいくということ。革新とは、これまでにないまったく新しい文化の創造や新規チャネルの開拓に挑戦していくということ。こうした伝統と革新の繰り返しにより、松竹は時代ごとに新しい風を送りつづけています。松竹に秘められている果てしない可能性と、先人たちの仕事への深い尊敬と、今と未来を見据えた新しい挑戦を自らの力に。時代を超え、国境を超え、人々の度肝を抜くような文化を、あなたも松竹から発信してみませんか。
世界中の人々の心の琴線に触れる文化を提供すること。それは松竹が担う大切な使命。それゆえ、私たちは魂を込めて作品づくりに取り組んでいます。一方で、文化を今後100年、200年と紡いでいくためには、企業としての存続が何よりも大切です。稼ぐ意識をもつこと。これも松竹の社員に必要な心得といってよいでしょう。企業としての存続が、先人たちから受け継いだ文化を支え、新たな文化を創造する。そんな好循環のサイクルを回しつづけることが、文化の担い手である松竹に求められていることでもあるのです。そのことを忘れることなく、これからも私たちは世界中の人々のために良質な文化を届けていきます。
世界に誇れる文化のために。世界から愛される文化のために。あなたも松竹とともに、時代を超える一歩を踏み出してみませんか。