歌舞伎をはじめとする日本文化と、それを支える技術・人材、時代を映してきたコンテンツを守り、次世代に継承していきます
中長期目標
・年間を通じた歌舞伎公演の製作上演と、多様なジャンルの映像、演劇コンテンツの製作を継続することにより、日本ならではの文化の継承に取り組む
・映画演劇文化、日本文化を担い発展させていく将来世代の育成および知識、技術の継承に努めるとともに、未来に受け継ぐべきコンテンツの保全を進める
具体的な取り組み
歌舞伎の継承発展:
2008年に登録されたユネスコ無形文化遺産である歌舞伎を伝統芸能として継承しながら、
時代のニーズに合わせた新作歌舞伎の創造による文化発展にも取り組む
長い歴史を持ち、独創的な舞台公演を創造・継承している劇団(「劇団新派」「松竹新喜劇」)の継続運営を通じた多様な演劇文化の継承発展への貢献
「こども歌舞伎スクール寺子屋」の運営等を通じた教育事業及び次世代への古典文化継承の取り組み
映画フィルムのデジタルアーカイブ化の取り組み:
・往年の映画作品フィルムの4Kデジタル化を通じた、映画作品の保全と次世代への文化継承
・松竹映像センターにおけるフィルム・テープ保管作品の4Kデジタル化及びデジタル修復による旧作保存
公益財団法人松竹大谷図書館へのサポートによる、映画演劇資料の保全と継承への寄与
映像コンテンツ製作を通じた人材育成・技術継承の取り組み:
・松竹撮影所における、「松竹アクターズスクール」の運営
・松竹撮影所における、立命館大学・映像学部との連携
・松竹ブロードキャスティングでの「オリジナル映画製作プロジェクト」による新人俳優への活躍の場の提供、及び俳優向けワークショップの定期開催
・BS松竹東急での「週末ミライシアター」枠において若手クリエイター作品の放送や、学生映画祭との連携による次世代クリエイターへの支援・発掘
映像コンテンツ制作環境の安心・安全な現場づくり:
・日本映画制作適正化機構のガイドラインに沿った労務環境実現への推進