作品詳細
作品紹介
五人の花子が彩る、特別な道成寺
「京鹿子娘五人道成寺」は、「京鹿子娘道成寺」を、五人で踊り分けるこれまでにない特別な演出が見どころです。
美しい衣裳を纏った花子が時には代わる代わる、時には五人一緒に、花笠や鞨鼓(かっこ)、
手踊りなどで華やかに踊り次ぐ、まさに絢爛な舞台。
玉三郎と、歌舞伎界の次代を担う花形俳優たちが魅了する華麗な舞踊をお楽しみください。
玉三郎、勘九郎による、情感豊かで幻想的な舞踊「二人椀久」との豪華二本立てで上映いたします。
シネマ歌舞伎だから観られる特別映像も収録
玉三郎ら出演者が、「道成寺」にかける思いを語るインタビュー、普段見ることのできない
舞台裏の様子を捉えた特別映像も本編に盛り込んで上映いたします。
※予告映像の俳優名表記は公演当時のものです
あらすじ
「京鹿子娘五人道成寺」
桜の花が咲く紀州の道成寺。鐘供養のために訪れた白拍子の花子が
艶やかな踊りを披露するうちに、みるみる形相が変わり、ついには蛇体となって姿を現す。
実は、花子は叶わぬ恋の恨みから僧安珍を焼き殺した清姫の亡霊だったのでした。
「二人椀久」
傾城松山太夫への恋しさのあまり気が狂ってしまった椀屋久兵衛は、
まどろむうちに恋焦がれていた松山に再会。
二人は連れ舞をし、しばしの逢瀬を楽しんだのも束の間松山が姿を消してしまい、
久兵衛はすべて幻だったと気づくのでした。
作品概要
上演月:「京鹿子娘五人道成寺」「二人椀久」2016(平成28)年12月
上演劇場:歌舞伎座
シネマ歌舞伎公開日:2018(平成30)年1月13日
上映時間:123分
イヤホンガイドアプリ
本作は「シネマ歌舞伎イヤホンガイド」アプリ対応作品です。
※ ご使用にはスマートフォン、イヤホンが必要です。
配役
「京鹿子娘五人道成寺」配役
白拍子花子:坂東 玉三郎
白拍子花子:中村 勘九郎
白拍子花子:中村 七之助
白拍子花子:中村 梅枝(現・時蔵)
白拍子花子:中村 児太郎
所化 阿面坊:坂東 彦三郎
所化 仙念坊:中村 萬太郎
所化 妙念坊:市村 橘太郎
所化 喜観坊:中村 吉之丞
「二人椀久」配役
松山太夫:坂東 玉三郎
椀屋久兵衛:中村 勘九郎