作品詳細

のだばん さくらのもりのまんかいのした

野田版 桜の森の満開の下

男が出会ったのは 美しく残酷な姫だった―

予告動画

作品紹介

坂口安吾作品集より
作・演出:野田秀樹

歌舞伎として生まれ変わった伝説の舞台が、ふたたびスクリーンに!

現代演劇界を代表する奇才 野田秀樹が坂口安吾の小説「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」を下敷きに書き下ろした伝説の舞台『贋作・桜の森の満開の下』。
1989年に”劇団 夢の遊眠社”により初演されて以来、安吾作品のエッセンスを随所に散りばめた壮大な戯曲、恐ろしいほど妖しく圧倒的に美しい世界感が多くの演劇ファンの心を奪い、常に上演を望む声が聞かれる作品です。
そんな伝説の舞台が、ついに歌舞伎として新たに生まれ変わり、この度再びシネマ歌舞伎として全国の映画館に登場します。

野田秀樹と中村勘三郎が歌舞伎として上演することを約束していた作品でもある本作。
シネマ歌舞伎としてさらにその魅力を色濃くした『野田版 桜の森の満開の下』の世界をご堪能ください。

 

※予告映像の俳優名表記は公演当時のものです

あらすじ

深い深い桜の森。時は天智天皇が治める時代。ヒダの王家の王の下に、三人のヒダの匠の名人が集められる。
その名は、耳男、マナコ、そしてオオアマ。ヒダの王は三人に、娘である夜長姫と早寝姫を守る仏像の彫刻を競い合うことを命じるが、
実は三人はそれぞれ素性を隠し、名人の身分を偽っているのだった。そんな三人に与えられた期限は3年、夜長姫の16歳の正月まで。
やがて3年の月日が経ち、三人が仏像を完成させたとき、それぞれの思惑が交錯し…。

作品概要

上演月:2017(平成29)年8月
上演劇場:歌舞伎座
シネマ歌舞伎公開日:2019(平成31)年4月5日
上映時間:133分

イヤホンガイドアプリ

本作は「シネマ歌舞伎イヤホンガイド」アプリ対応作品です。

※ ご使用にはスマートフォン、イヤホンが必要です。

配役

耳男:中村 勘九郎
オオアマ:松本 幸四郎
夜長姫:中村 七之助
早寝姫:中村 梅枝(現・時蔵)
ハンニャ:坂東 巳之助
アナマロ:坂東 新悟
ビッコの女:中村 児太郎
左カタメ:中村 虎之介
右カタメ:市川 青虎
エナコ:中村 芝のぶ
マネマロ:中村 梅花
青名人:中村 吉之丞
マナコ:市川 猿弥
赤名人:片岡 亀蔵
エンマ:坂東 彌十郎
ヒダの王:中村 扇雀

上映劇場・上映スケジュール

只今上映スケジュールはございません。

料金・特別鑑賞券

一般料金 2,200円(税込)
学生・小人 1,500円(税込)
  • 特別興行につきサービスデー、レディースデーなど各種割引料金の設定はございません
  • 障がい者の方の鑑賞料金については、対応が異なりますので各映画館にお問い合わせください