作品詳細
作品紹介
作:四世 鶴屋南北
補綴:郡司正勝
仁左衛門、玉三郎 36年ぶりの奇跡の舞台!
かつて”孝玉コンビ”と呼ばれ、一大ブームを巻き起こし、半世紀を経た今なお、
その人気は衰えないばかりか新たな観客を魅了し続けている。
そんな二人が、多くの熱烈な要望を受け伝説的な演目『桜姫東文章』で36年ぶりに共演。
匂いたつような色気溢れる演技でつとめあげている。
恋の因果を描いた、歌舞伎史上最もスキャンダラスでドラマティックな物語
鬼才・鶴屋南北による『桜姫東文章』は、
自分を襲った顔も名前も知らぬ男を思い続ける桜姫、
あらゆる悪事に手を染める危険な男 権助、
かつての恋人と姿を重ね桜姫に執着する僧 清玄を中心に、
それぞれの欲望が絡み合いながら、劇的な物語が展開していく。
桜姫の辿る数奇な運命、美しく濃密な濡れ場、絢爛豪華な舞台セットなど、
見どころ満載の人気演目を上の巻と下の巻の2部作として上映。
あらすじ
僧であった清玄は、桜姫の不義の相手として濡れ衣を着せられ、寺を追われてしまう。
かつて愛した稚児の少年 白菊丸の生まれ変わりである桜姫への執念を抱き続ける清玄は、
今は病み衰え、弟子だった残月と桜姫に仕えていた長浦のいる庵室に身を寄せている。
しかし、残月と長浦は、金欲しさに清玄を殺すと、墓穴掘りとなった権助に後始末を依頼。
そんななか、女郎とし て売りに出された桜姫が連れて来られ、桜姫と権助が再会するのだった。
一方で雷が落ちた衝撃から、清玄は息を吹き返し…。
作品概要
上演月:2021年(令和3)年6月
上演劇場:歌舞伎座
シネマ歌舞伎公開日:2022(令和4)年4月29日
上映時間:138分
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配役
清玄/釣鐘権助:片岡 仁左衛門
粟津七郎:中村 錦之助
葛飾のお十:片岡 孝太郎
奴軍助:中村 福之助
吉田松若:片岡 千之助
判人勘六:嵐 橘三郎
長浦:上村 吉弥
残月:中村 歌六
桜姫:坂東 玉三郎