作品詳細
源氏物語 六条御息所の巻
玉三郎が魅せる凄艶な女心、恋の哀切—
作品紹介
玉三郎×染五郎で魅せる究極の恋物語
連日大盛況の舞台を映画館で!
脚本:竹柴潤一
監修:坂東玉三郎
演出:今井豊茂
千年の長きにわたり日本人に愛される「源氏物語」。本作では、紫式部による五十四帖に及ぶ長大な全篇のうち、六条御息所、光源氏とその妻・葵の上の三者の恋愛模様を新たに描いた歌舞伎座の舞台「六条御息所の巻」を撮影しました。
現代歌舞伎屈指の女方である坂東玉三郎が凄艶な女心を見せる六条御息所を、”歌舞伎界のプリンス”と呼ばれ話題沸騰中の市川染五郎が世の女性を魅了する稀代の貴公子・光源氏を演じます。六条御息所が葵の上に抱く激しい嫉妬、複雑な女心の模様、かなわぬ恋の哀切…。
また、シネマ歌舞伎だけの特別映像として、本作への思いを語る坂東玉三郎の特別インタビューも収録。美しく、儚い『源氏物語』の世界をご堪能ください!
あらすじ
時は平安の世。光源氏との子を身籠る葵の上は、謎の病に臥しています。物の怪や生霊による祟りを疑い、左大臣と北の方は比叡山の僧に修法を行わせます。すると、護摩を焚く僧が煙の中に感じ取ったのは、賤しからざる身分の女の気配…。
光源氏は、生まれながらの気品と美しさを兼ね備え、愛人としている六条御息所のもとを訪れます。花見や連れ舞に興じ、久方ぶりの再会を喜ぶ二人。宮中の忙しさゆえの疎遠を詫びる光源氏でしたが、六条御息所は葵の上やその懐妊を嫉み、詰(なじ)ります。光源氏が堪えかねて屋敷を去ると、六条御息所は悲しみに暮れ、次第に嫉妬に狂って…
作品概要
上演月:2024(令和6)年10月
上演劇場:歌舞伎座
シネマ歌舞伎公開日:2025(令和7)年9月26日
上映時間:未定
イヤホンガイドアプリ
本作は「シネマ歌舞伎イヤホンガイド」アプリ対応作品です。
※ ご使用にはスマートフォン、イヤホンが必要です。
配役
六条御息所:坂東玉三郎
光源氏:市川染五郎
葵の上:中村時蔵
左大臣家の女房衛門:中村歌女之丞
比叡山の座主:中村亀鶴
左大臣:坂東彌十郎
北の方:中村萬壽