作品詳細

ほうかいぼう

法界坊

日本のみならず、海外でも大絶賛された『法界坊』をシネマ歌舞伎で!

予告動画

作品紹介

演出・美術:串田和美

浅草の浅草寺境内に出現した仮設の芝居小屋平成中村座で上演され、NYでも拍手喝采とスタンディングオベーションの絶賛を浴びた串田和美演出の『法界坊』。

最後に今作の大きな見どころのひとつ大切所作事「双面水照月(ふたおもてみずにてるつき)」では、法界坊と野分姫の霊が合体したお組そっくりな葱(しのぶ)売りの女が、徐々に本性を現しながら変化に富んだ舞踊劇を魅せます。
笑いたっぷりのユーモラスな掛け合いから、歌舞伎の様式美まで、歌舞伎の世界を存分にお楽しみください!

※予告映像の俳優名表記は公演当時のものです

あらすじ

金と女が大好きな法界坊は、どこか憎めない愛嬌あふれる乞食坊主。永楽屋娘お組に恋い焦がれる法界坊は、盗まれた吉田家お家の重宝”鯉魚の一軸(りぎょのいちじく)”をお組と恋仲である手代の要助(実は、吉田宿位之助松若(よしだとのいのすけまつわか)が探し求めていると知ります。いい金蔓(かねづる)を見つけた欲深い法界坊に、永楽屋番頭の正八や山崎屋勘十郎らも加わり、鯉魚の一軸を巡る悪巧みが繰り広げられます。一度は道具屋甚三郎(実は吉田家の忠臣)にやり込められ散々な目に遭った法界坊でしたが、お組の父永楽屋権左衛門と松若の許婚の野分姫らも巻き込み、さらに数々の悪行を行うのでした。

 

作品概要

上演月:2008(平成20)年11月
上演劇場:浅草寺境内平成中村座
シネマ歌舞伎公開日:2009(平成21)年12月26日
上映時間:150分(別途休憩あり)

イヤホンガイドアプリ

本作は「シネマ歌舞伎イヤホンガイド」アプリ対応作品です。

※ ご使用にはスマートフォン、イヤホンが必要です。

配役

聖天町法界坊:中村 勘三郎
道具屋甚三郎:中村 芝翫
永楽屋手代要助・吉田宿位之助松若:中村 勘九郎
花園息女野分姫:中村 七之助
仲居おかん・淡路七郎女房早枝:中村 歌女之丞
山崎屋勘十郎:笹野 高史
番頭正八:片岡 亀蔵
永楽屋権左衛門:坂東 彌十郎
永楽屋娘お組:中村 扇雀

上映劇場・上映スケジュール

只今上映スケジュールはございません。

料金・特別鑑賞券

一般料金 2200円(税込)
学生・小人 1500円(税込)
  • 特別興行につきサービスデー、レディースデーなど各種割引料金の設定はございません
  • 障がい者の方の鑑賞料金については、対応が異なりますので各映画館にお問い合わせください