公開日:1975年7月12日(土)
作品情報
INTRODUCTION
上映時間・89分
『にっぽん美女物語』第二作目。お茶目な娘が四国遍路の旅に出たことから捲き起こす珍事件を描いた喜劇。脚本は下飯坂菊馬、監督は脚本も執筆している渡辺祐介、撮影を小杉正雄がそれぞれ担当している。
STORY
東京は神楽坂の小料理屋駒蝶の女主人・生駒むつ(沢村貞子)には四人の娘がいる。長女の鯛子(鳥居恵子)、三女の鮎子(関谷益美)、四女のさより(秋谷暢子)と美人ぞろいで、鯛子と鮎子は結婚し、さよりにもボーイ・フレンドが大勢いる。しかし、次女のひらめ(研ナオコ)は、美人ではなく、行動は奔放、大酒は飲む、喧嘩はする、さらにオネショの癖が今だに直らない。勿論、男には全くもてない。ある夜、むつの夢枕に弘法大師が出て来て、代々魚の殺生をしてきたから、魚の怨霊がひらめにタタっているのだ、商売替えをせよ、と命じた。お告げを信じ込むむつは早速、周囲の猛反対を押し切って、一家に魚断ちを強要したために、むつの義兄の自然和尚(五代目柳家小さん)が、母娘連れ立って四国八十八ヶ所のお遍路に発てと、怒った。ひらめは白装束の巡礼姿でイヤイヤながらむつとともに旅に発った。しかし、母親監視の上、ひどい節食を強いられたひらめは、琴平の町でお大師様のお告げがあったとむつを騙し、単独行動することにした。ひとりで金比羅宮に詣でた時、彼女をからかい半分に追いかけて来た、ボーイ・フレンドの純平(秋野太作)、ホステスのユカリ(ひろみどり)、芸者の鯉千代(児島美ゆき)とバッタリ。その晩は飲めや唄えのドンチャン騒ぎをやらかしたが、はずみで大喧嘩となりユカリと鯉千代はひらめの財布を持って居なくなってしまった。無一文になったひらめと純平は、旅の途中で知りあった平次老人(三木のり平)に救われ、旅館に住み込みで働くことに。旅館の客引き、金比羅宮の駕籠かきと奪闘むなしく、失敗つづき。この様子を見ていたむつは、呆れ果てて帰京してしまった。母から解放されたひらめと純平は、放浪の旅に出て、脱線のエスカレートをつづけていった……。
上映時間・89分
『にっぽん美女物語』第二作目。お茶目な娘が四国遍路の旅に出たことから捲き起こす珍事件を描いた喜劇。脚本は下飯坂菊馬、監督は脚本も執筆している渡辺祐介、撮影を小杉正雄がそれぞれ担当している。
STORY
東京は神楽坂の小料理屋駒蝶の女主人・生駒むつ(沢村貞子)には四人の娘がいる。長女の鯛子(鳥居恵子)、三女の鮎子(関谷益美)、四女のさより(秋谷暢子)と美人ぞろいで、鯛子と鮎子は結婚し、さよりにもボーイ・フレンドが大勢いる。しかし、次女のひらめ(研ナオコ)は、美人ではなく、行動は奔放、大酒は飲む、喧嘩はする、さらにオネショの癖が今だに直らない。勿論、男には全くもてない。ある夜、むつの夢枕に弘法大師が出て来て、代々魚の殺生をしてきたから、魚の怨霊がひらめにタタっているのだ、商売替えをせよ、と命じた。お告げを信じ込むむつは早速、周囲の猛反対を押し切って、一家に魚断ちを強要したために、むつの義兄の自然和尚(五代目柳家小さん)が、母娘連れ立って四国八十八ヶ所のお遍路に発てと、怒った。ひらめは白装束の巡礼姿でイヤイヤながらむつとともに旅に発った。しかし、母親監視の上、ひどい節食を強いられたひらめは、琴平の町でお大師様のお告げがあったとむつを騙し、単独行動することにした。ひとりで金比羅宮に詣でた時、彼女をからかい半分に追いかけて来た、ボーイ・フレンドの純平(秋野太作)、ホステスのユカリ(ひろみどり)、芸者の鯉千代(児島美ゆき)とバッタリ。その晩は飲めや唄えのドンチャン騒ぎをやらかしたが、はずみで大喧嘩となりユカリと鯉千代はひらめの財布を持って居なくなってしまった。無一文になったひらめと純平は、旅の途中で知りあった平次老人(三木のり平)に救われ、旅館に住み込みで働くことに。旅館の客引き、金比羅宮の駕籠かきと奪闘むなしく、失敗つづき。この様子を見ていたむつは、呆れ果てて帰京してしまった。母から解放されたひらめと純平は、放浪の旅に出て、脱線のエスカレートをつづけていった……。
キャスト・スタッフ
- キャスト -
研ナオ子
沢村貞子
津坂匡章
三木のり平
- スタッフ -
監督:渡辺祐介
脚本:渡辺祐介
脚本:下飯坂菊馬
撮影:小杉正雄
音楽:青山八郎
配給:松竹
Ⓒ1975松竹株式会社
ジャンル:現代劇
研ナオ子
沢村貞子
津坂匡章
三木のり平
- スタッフ -
監督:渡辺祐介
脚本:渡辺祐介
脚本:下飯坂菊馬
撮影:小杉正雄
音楽:青山八郎
配給:松竹
Ⓒ1975松竹株式会社
ジャンル:現代劇
Ⓒ1975松竹株式会社