公開日:1962年3月11日(日)
作品情報
INTRODUCTION
上映時間・89分
川内康範原作を鈴木兵吾が脚色、田畠恒男が監督したメロドラマ。撮影は布戸章が担当している。松島アキラの歌う空前のヒット曲にのせて、哀愁をこめて画く母と娘の流転のドラマ。
STORY
昭和18年--東北のある町で移動劇団の花形女優、堀真知子(瑳峨三智子)は新鋭技師の高宮謙一(田村高廣)とふとしたことから知り合った。召集令状の来ていた謙一は、真知子と共に入隊前の5日間を山中湖畔にある謙一の別荘で過した。別荘を訪れた謙一の母さとじ(沢村貞子)は、真知子を高宮家の嫁として迎えるのに反対だったが、表面にはださずにいた。間もなく謙一は出征した。そして真知子は女児由美子を生んだ。しかし、謙一は戦死してしまった。そのためさとじは息子の血を引く由美子を、真知子の巡業先まで追って、真知子のいないすきに連れ去ってしまった。昭和37年--由美子(鰐淵晴子)は日本の生んだ天才バイオリニストとして、パリ留学から帰国した。帰朝リサイタルを前に、由美子は母が高利貸として生きている噂を耳にした。その頃、由美子の母真知子は、女高利貸として東都金融界に名を知られていた。愛する子供を連れ去られ、激しい苦悩のはて自殺まで企てた真知子であったが、彼女は世の中は金より以外に信用できるものはないと知って、金の亡者みたいな生活にはいったのだった。週刊日本の記者堤(川津祐介)は、この特ダネをかぎつけた。堤のインタビューを受けた真知子は、娘由美子の生きているのを知って喜んだ。だが、表面では私に娘はいないと堤にいい切った。真知子は深井五郎(信欣三)に由美子の調査を依頼した。
上映時間・89分
川内康範原作を鈴木兵吾が脚色、田畠恒男が監督したメロドラマ。撮影は布戸章が担当している。松島アキラの歌う空前のヒット曲にのせて、哀愁をこめて画く母と娘の流転のドラマ。
STORY
昭和18年--東北のある町で移動劇団の花形女優、堀真知子(瑳峨三智子)は新鋭技師の高宮謙一(田村高廣)とふとしたことから知り合った。召集令状の来ていた謙一は、真知子と共に入隊前の5日間を山中湖畔にある謙一の別荘で過した。別荘を訪れた謙一の母さとじ(沢村貞子)は、真知子を高宮家の嫁として迎えるのに反対だったが、表面にはださずにいた。間もなく謙一は出征した。そして真知子は女児由美子を生んだ。しかし、謙一は戦死してしまった。そのためさとじは息子の血を引く由美子を、真知子の巡業先まで追って、真知子のいないすきに連れ去ってしまった。昭和37年--由美子(鰐淵晴子)は日本の生んだ天才バイオリニストとして、パリ留学から帰国した。帰朝リサイタルを前に、由美子は母が高利貸として生きている噂を耳にした。その頃、由美子の母真知子は、女高利貸として東都金融界に名を知られていた。愛する子供を連れ去られ、激しい苦悩のはて自殺まで企てた真知子であったが、彼女は世の中は金より以外に信用できるものはないと知って、金の亡者みたいな生活にはいったのだった。週刊日本の記者堤(川津祐介)は、この特ダネをかぎつけた。堤のインタビューを受けた真知子は、娘由美子の生きているのを知って喜んだ。だが、表面では私に娘はいないと堤にいい切った。真知子は深井五郎(信欣三)に由美子の調査を依頼した。
キャスト・スタッフ
- キャスト -
瑳峨三智子
鰐淵晴子
松島アキラ
川津祐介
田村高廣
- スタッフ -
原作:川内康範
監督:田畠恒男
脚本:鈴木兵吾
撮影:布戸章
音楽:西山登
配給:松竹
Ⓒ1962松竹株式会社
ジャンル:現代劇
瑳峨三智子
鰐淵晴子
松島アキラ
川津祐介
田村高廣
- スタッフ -
原作:川内康範
監督:田畠恒男
脚本:鈴木兵吾
撮影:布戸章
音楽:西山登
配給:松竹
Ⓒ1962松竹株式会社
ジャンル:現代劇
Ⓒ1962松竹株式会社