映画・アニメの世界

【作品データベース】大尉の娘 たいいのむすめ

作品情報

INTRODUCTION
フィルム巻数・7巻
ドイツ映画『憲兵モエビウス』を元に、中内蝶二が戯曲化。

STORY
大正時代中期。長野県木曾に近く奥深い村の教師・森田慎蔵(藤野秀夫)は、退役軍人であった。娘の露子(柳さく子)は、村長の甥・六松と恋愛関係にあったが結婚することができなかった。ふたりの間には子どもが生まれ、子は里子に出し、露子は東京に奉公で出ていた。東京での奉公先中、里帰りしていた露子は、偶然にも六松の結婚を知る。その六松の婚礼の夜、露子は嫉妬のあまりに放火し、花嫁は焼死する。六松の婚礼に参加していた父・慎蔵は、火事の現場に露子のワラジを発見してしまう。露子が犯人であると悟った慎蔵は、娘の露子に死をもって償うことを諭す。覚悟した露子を慎蔵は絞殺し、自らも自害する。

キャスト・スタッフ

- キャスト -
藤野秀夫
柳さく子
奈良真養
藤間林太郎
- スタッフ -
原案:中内蝶二の舞台劇「大尉の娘」より
監督:野村芳亭
脚本:武田晃
撮影:小田浜太郎

配給:松竹
©1924松竹株式会社

ジャンル:現代劇